セイロン紅茶誕生の地 キャンディー

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紅茶のキャンディーをご存じでしょうか?キャンディーと言っても、candy(アメ)ではありません。Kandyです。キャンディーと名称は、シンハラ語で山を意味する「カンダ」に由来しています。スリランカ中部にある都市で、キャンディー王国(15世紀~19世紀初頭)の最後の都として栄えていました。今でもスリランカ仏教の聖地として多くの参拝者が訪れています。キャンディーはセイロン紅茶誕生の地でもあります。

セイロンでの紅茶栽培の始まり

1820年代から1850年代まで、セイロン(現在のスリランカ)ではコーヒー栽培が行われており、多くのコーヒー農園がありました。インドからセイロンに茶木の種子が伝わったのは1839年のことですが、この頃はコーヒー栽培が盛んだったため、ほとんど関心は持たれませんでした。しかし、1859年に「さび病」という病気が発生し、コーヒーの木は次々に枯れ、コーヒー栽培は大きなダメージ受けました。

「セイロン紅茶の父」と呼ばれるジェームズ・テーラー氏がスコットランドからやってきたのは1852年のことです。はじめはコーヒー農園で働いていましたが、コーヒー栽培がダメになったので茶木の栽培に切り替えることにしました。1866年にアッサム種の茶の種をまきましたが、茶木の栽培は簡単ではありませんでした。苦労の末に栽培に成功し、現在のセイロン紅茶の礎を築いたのです。

ソフトな味わいのキャンディー

キャンディーでの茶木の栽培地は、標高600~1300mくらいにあります。もともとはアッサム種が栽培されていましたが、この地で育った茶葉は一般的なアッサムティーとは味わいが違います。キャンディーの茶葉の外観はやや黒味のある褐色です。水色は濃いオレンジ色から暗赤色。タンニンの量が少ないので渋みが少なく、ほどよいコクがあります。甘く芳醇な香りは控えめで、爽やかな口当たりが特徴です。

クセが少なくマイルドな香味のため、アレンジティーやブレンドティーとして使用されています。同じセイロン産の紅茶の「ウバ」や「ディンブラア」には産地名のついた製品が多いですが、「キャンディー」の名前の付いた製品があまりないのは、ブレンド用として使用されることが多いからです。

キャンディーティーはクセが少ないので、飲みやすく何にでも合わせやすい紅茶です。ストレートでもミルクティーでもおいしくいただけます。水色がきれいで渋みも少ないので、アイスティーとしてもおすすめです。

古都キャンディー

キャンディーはキャンディー王国の最後の都がおかれた町です。1983年には街全体が世界文化遺産に登録されました。白い壁を持つ歴史ある建物が多く残っています。

キャンディーはスリランカの仏教の聖地でもあり、仏陀の犬歯が祀られている仏歯寺(ダラダー・マーリガーワ寺院)があります。仏歯寺はスリランカ仏教の原点ともいえる場所で、多くの参拝者で賑わっています。1日3回のプージャという礼拝の時には、仏歯が納められている部屋の扉が開かれます。毎年8月に行われるエサラ・ペラヘラ祭りでは、仏歯を像の背中に乗せて街中を練り歩きます。

まとめ

紅茶好きの人でもあまりなじみのないキャンディーティーですが、知らないうちにブレンドティーとして飲んでいるんですね。ジェームズ・テーラー氏がキャンディーで茶の栽培に成功していなければ、私たちになじみのある「ウバ」や「ヌワラエリア」などの有名なセイロンティーも存在しなかったかもしれません。

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