身近なスパイスを使いこなす唐辛子

スパイスの唐辛子

ヨーロッパでは意外とマイナーな存在

チリ、別名唐辛子は、コショウなどのスパイスに比べると歴史が浅いスパイスです。比較的寒冷地でも育てやすいことから、20世紀になって世界各地で栽培されるようになりました。日本に伝来したのは16世紀半ばで、食用として使われるようになったのは17世紀に入ってからです。私たち日本人になじみの深い七味唐辛子は、江戸時代から庶民に広く親しまれていたもので、唐辛子を多用に楽しむ文化が根付いたのは最近のことです。激辛ブームやエスニックブーム、韓国ブームなどにのって、激辛チリ料理が浸透してきました。

ところがこれまでスパイス先進国であるヨーロッパでは、唐辛子がブームになる下地がありませんでした。トウガラシが主に消費させるのは、気温も湿度も高い熱帯エリアです。年間を通して温暖なヨーロッパとは、まるで気候が違います。あらゆるスパイスを日常的に使うヨーロッパの人々にとって、唐辛子の刺激は強すぎるのか、あまり料理には使いません。

唐辛子料理のコツ

世界中で栽培されている唐辛子は、土地ごとに固有種があります、その特性を生かした料理もあるので、そういったローカルな料理にチャレンジするのも唐辛子の楽しみ方のひとつです。スパイスの香りや辛み成分のほとんどは油に溶ける性質を持っています。唐辛子を炒めものに使う場合は、弱火にかけた油にホールのまま唐辛子を入れて加熱すると、辛みと香りを最大限に引き出すことができます。煮ものにする場合やあとから辛みを足す場合は、輪切りや粉末を使いましょう。唐辛子が得意でないヨーロッパ人ですが、トマト料理にはよく使われるようで、トマトの酸味が唐辛子の辛みをマイルドにしてくれるので、唐辛子が苦手な人はトマト料理と合わせてみてはいかがでしょう。

 世界一辛い唐辛子は

唐辛子の辛さは「スコヴィル」という単位で表示されます。これは唐辛子の辛み成分であるカプサイシンの割合を数値化したもので、カプサイシンを含まない香辛料の辛みには適用されません。現在、世界一辛い唐辛子としてギネスブックに認定されているのは「トリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラー」という品種です。オーストラリアで発見され、調理には手袋とゴーグルで完全武装する必要があるとされています。この唐辛子は、ひとかみするとのたうち回るくらいの強烈な辛みが、時間差で襲ってくるそうです。私たちがよく食べている「七味唐辛子」のスコヴィル値は4000、ハバネロは35万、ジョロキアは85万、そしてトリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラーはなんと146万だそうです。辛党を自負する人は、チャンスがあったらぜひ一度トライしてみてはいかがでしょう。

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