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ローストターキーに使うスパイス

イタリア料理はトマトと相性の良いスパイスを

トマトはイタリア料理に欠かせない食材です。しかしトマトは初めからイタリアに自生したものではありません。原産地は南米のアンデス山脈の高原地帯で、スペイン人が母国に持ち帰ったのが最初です。トマトは初めは観賞用として広まり、食材としては広まりませんでした。というのもよく似た植物に「ベラドンナ」があり、これは麻酔作用や幻覚作用を持つ毒草で、食べるのに抵抗があったからだといわれています。

ところがヨーロッパで初めてトマトを食用にしたのは、18世紀のナポリの貧民たちでした。飢饉が続き、何も食べるものがなくなったため、死んでもいいという気持ちでトマトを食べたら思ったよりもおいしくて、さらに体に異状も起こらなかったという経緯があります。

こうして伝来してから200年経ってようやくイタリア料理をはじめとする地中海料理に欠かせないものとなったトマトです。その味を引き立てるスパイスとしてバジルを上げる人が多いのではないでしょうか。ピザの白い生地にトマトの赤、そしてバジルの緑でまさにイタリア国旗のトリコロールになります。イタリアではバジリコといわれ、その生葉とオリーブオイル、ガーリック、松の実をミキサーにかけたバジリコソースは有名です。バジルのほかにもシナモン、クローブ、オールスパイスなどがよく用いられます。

アメリカ料理の代表「ローストターキー」に使われるスパイス

代表的なアメリカ料理というといろいろあるかと思いますが、感謝祭に食べるローストターキーはアメリカ独特です。普段は離れて暮らす家族や友人が集まる食卓に、メインディッシュとして大きなターキーが乗せられるのは、いかにもアメリカ的です。

ローストターキーの楽しみは肉だけではありません。焼く時に内臓を除いたお腹に詰め物をします。炒めたオニオン、マッシュルーム、セロリなどの香味野菜に香ばしく焼き目をつけたパンをたっぷり混ぜます。そこで活躍するのがスパイスです。コショウ、タイム、オレガノ、セージなどの芳香があり肉の臭みを抑えるスパイスで味を調えます。さらに感謝祭のディナーのデザートの定番がパンプキンパイです。カボチャペーストに、卵、ミルク、ブラウンシュガーを加えます。これにもスパイスが欠かせず、シナモンパウダーやジンジャーパウダーを入れ、好みによってはクローブ、ナツメグ、オールスパイスを加えて焼き上げます。パンプキンパイは、カボチャの味よりもむしろスパイスの利いたケーキと考えましょう。感謝祭の食事は、厳しい冬の到来を前に身も心も温まる御馳走といえそうです。

 

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