とうがらし一味と七味お好みはどちら

一味と七味 スパイス

一味と七味の違いとは

日本で最もポピュラーなスパイスとして「一味」と「七味」があります。似たようなスパイスですが、中身や用途は大きく異なるのをご存知でしたか?「一味」は基本的に赤トウガラシの粉です。これに対して「七味」はトウガラシの粉も含まれますが、名前の通りいくつかのスパイスを調合したものです。

トウガラシは中南米原産で、16世紀ごろ世界で広まりました。日本にもだいたいそのくらいに伝わり、最初はトウガラシを挽いただけの一味が使われました。七味が生まれたのは1600年代で、医者や薬問屋が集まっていた江戸の薬研堀(やげんぼり)で、からしや徳右衛門が漢方薬として売り出したのが始まりとされています。この七味唐辛子は、生のトウガラシと煎ったトウガラシのほかに、サンショウ、ゴマ、麻の実、陳皮(みかんの皮)、ケシの実の「五香」、合計七種類を混合させたものです。トウガラシの辛みとゴマの香ばしさが強調され、風邪に効果があると人気だったそうです。江戸っ子が好きな蕎麦に合い、風邪気味の時に、熱い蕎麦とトウガラシの効果で体が温まったのでしょう、またたく間に蕎麦の薬味としてなくてはならないものになったのです。

 一味と七味の使い分け

江戸で生まれた七味は、京都や信州の善光寺にも伝わり、そこでまた独自の発展を見せます。京都では青ジソ、青ノリ、白ゴマ、黒ゴマなど、香りの高い成分も混ぜられるようになり、さらにサンショウの香りがよく利いた特徴を持つようになりました。信州では、善光寺境内で売り出したのが始まりです。トウガラシ、サンショウ、ゴマ、麻の実、陳皮のほかに、ショウガとシソを加えています。

薬味としての七味とだし汁の相性では、江戸の濃い口しょうゆの利いた蕎麦つゆに対して、コブとカツオの風味の利いたダシが一般的な関西では、七味のブレンドも、辛みよりも香りに重点を置いたものになっているようです。

一味は辛みのアクセントを付けたいときなどに使います。これに対して七味は、辛みを増強するためだけの調味料ではありません。むしろ七味特有の風味を、ダシや料理に合わせて楽しむものです。そう考えるとラーメンやピザなど、味の濃い料理には一味を、蕎麦やうどんなど比較的淡泊なものには七味をかけるのが一般的です。

最後に

インドをはじめ、世界の各地に多種類のスパイスを楽しむ文化があります。これに対して日本では、使われるスパイスもそれほど多くありません。そんな中で七味は数少ない日本独特の香辛料文化のひとつといえます。同じトウガラシでも使い分けることで、お料理の味がぐっと変わってきます。

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