こんなものも使える!パイ皿・パイ型の特徴と代用にできるものについて

こんなものも使える!パイ皿・パイ型の特徴と代用にできるものについて

タルトやパイを作りたいときに欠かせないのがパイ皿やタルト型です。そもそもパイ皿やタルト型にはどのような違いがあるのでしょうか。また、どんなものを使えば代用できるのでしょうか。今回はパイ皿やパイ型、タルト型の特徴と代用できるものについてご紹介します。

パイ皿とタルト型の違いとは?

パイやタルトは共通点の多いお菓子です。では、パイやタルトを作るときに使うパイ皿やタルト型にはどのような違いや特徴があるのでしょうか。

タルト型

タルトを焼くときに使用するタルト型の特徴は、側面が波型であるということ。波型は、出来上がりの見栄えをよくするという役割だけでなく、タルト生地の敷き込みを楽にするためにつけられています。

また、タルトは基本的には型で焼き上げたら、底から外して切り分けて提供されます。

タルトの中には側面がフラットなものや、焼き上げてそのまま提供する場合もありますが、波型と載せ替えがタルト型の基本ということになります。

パイ皿、パイ型

一方、パイ皿やパイ型は側面が滑らか。これはタルトが生地を一度焼き上げてから具材を入れることが多いのに対して、パイは具材を生地で包むことが多いからだと言われています。

また、パイ皿は焼き上がったものをそのまま食卓へサーブすることも多いもの。そのため、食卓に乗せても違和感のないデザインのものも多いようです。

といっても、タルト型やパイ皿、パイ型に厳密な定義はありません。また、タルト型を使ってパイ型を焼いている人も少なくありません。

パイの型の種類

パイを作るとき、パイ皿やパイ型は焼き上がりに大きく関係しています。では、パイ皿やパイ型にはどのような種類があるのでしょうか。

アルミ製

パイ皿やパイ型で、もっとも多く使われる素材がアルミです。アルミは熱の伝導率が高く、パイ生地に火を通しやすいというメリットがあります。そのため、生焼けになりやすい、火加減がコントロールできないという人にとってもおすすめです。また、熱伝導率が高いということは、温まりやすいだけでなく冷めやすいということ。パイ生地を焼き上げてもすぐに冷めてくれるため、急いでクリームやフルーツのトッピングを出来る点でも役立ちます。

さらにアルミは他の素材と比べて軽いため、大きなサイズのパイ皿を利用しても、女性でも簡単に取り扱うことができます。

このような理由からアルミ製のものは幅広く使われ、プレゼントや持ち運びように使い捨ての物が使われることもあります。

ただし、アルミは衝撃に弱く、ちょっとぶつけただけでも破損したりへこんだりしてしまうことも。形が変わってしまうと、そこだけ熱の通り方が変わってしまうため、取り扱いには注意しましょう。

ブリキ製

アルミ以外の素材としては、ステンレス、鉄、スチール、ブリキなど幅広いものが用いられます。

特に人気があるのがブリキ製のもの。ブリキもアルミと同じように熱の伝導率が高いため、上手にパイを焼き上げることができますが、ブリキならではの魅力が使いこむほどに上手にパイを焼けるようになるということ。

ブリキは鉄にスズをメッキした金属ですが、特徴は油が染み込みやすいということ。そのため、何度も繰り返し使っているうちに油が馴染み、しっかり焼き目がつくだけでなく、パイ生地がきれいに剥がれるようになります。

このようにブリキはパイを焼くのに便利な素材ですが、さびやすいという欠点があるため、きちんとお手入れをする必要があります。

その他の素材

もしオーブンから出したものをそのまま食卓に提供したいという場合には陶器製やガラス製のものが便利です。

陶器やガラスのパイ皿は見た目がよく、食卓に乗せても見栄えがします。

陶器製のパイ皿は熱伝導率や低いため焼き加減に注意する必要がありますが、止めにくいため熱々の状態を楽しみたい時に便利。

また、ガラス製のものはお手入れが簡単で、電子レンジなどでも使えるため、パイ料理以外のものを作りたいという場合にも役立ちます。

パイ皿がないときに代用できるもの

パイを作ってみたいけどパイ皿がない、そんなときには家庭にあるお皿で代用できることがあります。

タルト型(浅型)

パイ皿の代用として使いやすいのが浅型のタルト型です。タルト型はパイ皿との共通点も多いため、代用にはもってこいです。

ただし、タルト型でパイを焼くときには、できるだけ浅型のものを使用すること。底が深いものを使うと生地を敷きにくくなります。また、陶器製やセラミックの耐熱皿を使った場合には熱が底に通りにくくなるため、焼き加減には注意が必要です。

グラタン皿

多くの家庭にあり、パイ皿の代用になるものとしてはグラタン皿も便利です。グラタン皿は底が浅いものが多いため、深さに気を遣う必要もありません。

ただし、こちらも陶器製やセラミックの耐熱皿を使った場合は火の通りが悪くなります。

そのまま代用すると生地が剥がれなくなってしまうことがあるため、あらかじめバターなどの油脂を塗っておくとよいでしょう。

アルミカップ・マフィン型

意外に便利に使えるのが、百円ショップで販売されているアルミカップやマフィン型。使う前はやや不安に思ってしまうこともありますが、実際に試してみると、熱の伝導率もよくきれいにパイを焼き上げることができます。

小さなサイズも揃っているため、小さなパイを作るときにも非常に便利です。

ココット皿

ココット皿もパイ皿の代用に向いています。ココット皿は可愛いデザインのものも多いため、そのまま食卓に提供しやすいのも大きなメリット。ただし、サイズや底の厚さなどによって焼き加減が変わるため、何度か時間や温度を変えて試してみたほうがよいでしょう。

手作りアルミ箔皿

家庭に代用できるお皿がない場合、アルミ箔を使って手作りでお皿を作るという方法も。この方法なら、家庭のアルミ箔で簡単にパイを焼くことができます。使い終わったあとは捨てられるため、大きなパイ皿を保管できるスペースがないご家庭にも便利です。

ただし、アルミ箔は薄いものもあり、強度に不安があることも。もし心配な場合には、アルミ箔の枚数を増やして重ねて使うとよいでしょう。

また、アップルパイなどの場合にはそもそもパイ皿を使う必要はありません。オーブンの天板に丸く切ったパイシートを乗せてその上に具材を乗せ、帯状のパイ生地で包めばそのままパイを焼き上げることができます。

パイ皿の代用に向かないもの

パイ皿の代用には様々な家庭用品を使うことができますが、中にはパイ皿の代用としては不向きなものもあります。

ケーキ型

ケーキ型は一見、パイ皿の代用に使えるように思えるかもしれませんが、実際には深すぎるため、生地を上手に敷くことができません。パイ皿の代用にする場合には、ケーキ型はできるだけ避けたほうがよいでしょう。

パウンドケーキ型

パウンドケーキ型もやはり深さがあるため、パイ皿の代用には不向きです。どうしてもパウンドケーキ型で作りたいという場合には、底の部分だけ生地を厚く敷いて高さを出すという方法もありますが、初心者には火加減の工夫が難しいため、避けたほうが無難かもしれません。

まとめ

焼き立てのパイは市販のものに比べて格別なもの。道具なども家庭にあるもので代用できることも多いため、ぜひ一度家庭でパイを手作りしてみてはいかがでしょうか。

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