アイコンタクト会話

クラシックコンサートでは、様々な形態があります。

100名規模のオーケーストラや合唱団があれば、ピアノとヴァイオリンだけの演奏会もあります。

ピアノやヴァイオリン、チェロなど一つの楽器を中心にオーケーストラが背景で演奏をするコンチェルトもあります。

作曲家の書いた楽譜に従って、各自のパートを練習して演奏していくのですが、
合奏なので、マイペースでただ上手に弾けても、良い演奏にはなりませんね。

弦楽四重奏などの小さなホールで開催される室内楽演奏会では、音楽をまとめる指揮者という存在がありません。

1人や2人ならば合わせられそうですが、4~5人で最初の音を同時に出すのはどんなタイミングなのでしょう。

基本的に合図を出す役割を与えられる人がいます。

少人数でも、コンマスとしてリーダーがおり、大抵は主旋律を弾くファーストヴァイオリンの人の呼吸にみなが合わせます。

時々、少し大きく息を吸って、大きな身振りで弾きはじめる場面を見かけることはありますね。

これは、クラシックだけではなく、ロックやポップスのライブでもやっていることです。

途中でも、時々合わせるタイミングを計っている場面があります。

少しゆっくりのペースにしたり、終わりの音を同時に弾くなどのいろいろな大事な小節があります。

「せーの!」と言うわけにはいきませんからね。

しかし、この呼吸を合わせて弾く室内楽の技術は、奏者の高い技術や経験がすごい!というだけではないのです。

この音楽に合わせた呼吸が観客にも伝わり、ホール全体を高揚させていきます。

逆に、「ここぞ!」という音のタイミングが合わないと、その後のテンポも崩れがちなので、その乱れた波長の気持ち悪さは観客にも伝わってしまいます。

「今日の演奏は、あまりジーンとこなかった。」という感想の日もありますね。

不思議ですが、弾いていなくても、聴くことでその音楽の世界に入り、気持ちが高鳴り、感動を呼びます。

演奏者ひとりとは異なる合奏ならではの美しいハーモニーは、技術以上の気持ちを伝える力にあふれているのです。

4名の奏者が異なる旋律を弾いているのに、一つのきれいな曲にまとまっているのです。

そして、CDで聴くのと違うことは、舞台で行われているたくさんのアイコンタクト。

「せーの!」の代わりや

「あなたのパートのリズムに合わせるよ。」

「次の小節で、私が入りますよ。」など。

たくさんの目の会話がされています。

それは、お互いの信頼感や各パートへの理解度も熟知していないとできないことですね。

室内楽が盛んなヨーロッパなどでは、4名を中心に家族として同居するグループもあるそうです。

「わかりあう関係」は美しい理想の人間関係。

それを表現している室内楽だからこそ、聴衆の心を動かすのです。

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