これを知ってれば大丈夫!マクロビオティックの意味とは

これを知ってれば大丈夫!マクロビオティックの意味とは

日本だけでなく世界中で人気となっているマクロビオティック。自分でも興味がある方や、一度試してみたいと思っている方も多いはず。しかし、マクロビオティックといっても、どのようなものかはっきり分かっていないという方もいることでしょう。今回はマクロビオティックの意味や原則などをご紹介します。

マクロビオティックとは

マクロビ、マクロ、玄米菜食、正食などと呼ばれることもあるマクロビオティックは、簡単に言えば食を通じて健康に、長く生きるためのライフスタイルです。

マクロビオティックはその名前から海外にルーツを持っていると考えられることもありますが、実は日本発祥のものです。明治の食養指導家で、思想家でもあった桜沢如一が提唱したといわれています。若いころ苦学した桜沢如一は、その影響もあり病弱な体質でしたが、医師でだった石塚左玄の「食物養生法」に則って生活を送ったところ健康を回復、それをきっかけにマクロビオティックの基礎を作りあげました。その後、久司道夫という人物が第二次大戦後アメリカにわたり、マクロビオティックの考え方を広めていきます。当時のアメリカは、知的階級を中心に東洋思想への関心が高まっていた時代。オーガニックで自然の法則にのっとったマクロビオティックは大きなブームとなりました。

現代にいたるまでアメリカの食生活は高脂肪、高カロリー、高糖分の食事が中心。しかしマクロビオティックでは、肉類や乳製品、白砂糖を避ける食生活を送るため摂取カロリーも低くなることから、自然とダイエットに効果があるだけでなく、生活習慣病を予防することもできます。そのため、思想としてのマクロビオティックではなく、健康的なライフスタイルはアメリカ人の志向にもマッチしたことで、現在でもセレブを中心に大きな注目を集めています。

特に、マクロビオティックには地球環境に配慮するエコというイメージがあり、自分の健康や美容だけでもなく、地球環境への配慮も含んでいるイメージがマクロビオティックの普及に役だったとも言われています。

ちなみに、マクロビオティックの語源は古代のギリシア語にルーツがあると言われています。

マクロビオティックは、古代ギリシア語で「長い」「大きい」を意味する「マクロ」と、「生命」を意味する「ビオ」、そして「ティック」は「術」や「学」、「方法」を意味する言葉による造語で、すなわち「長く人生を生きるための方法」「大きく生命をとらえる術」といった意味となります。

マクロビオティックの原則と意味

マクロビオティックは、二つの大きな原則があります。ひとつは「身土不二」。これは人間の身体と、人間が暮らす土地はひとつのものであるという考え方のことです。自分が生まれた環境は身体の状態と切り離すことができず、その土地で取れた旬の食べ物を食べることが身体にとって最良だという考え方です。

もうひとつが「一物全体」。これはすべてをひとつのまとまりとして考える思想です。例えば、大根を食べるとき、皮をむいて白い部分だけ食べるのではなく、葉も皮も根もすべてをまるごと食べることがもっともすぐれた食事であるという考え方です。また、調理するときもアクを抜いたりせず、できるだけそのまま蒸したり、茹でたりすることが調理の中心となります。

この二つの考え方に加えて、マクロビオティックでは「陰陽調和」を目指します。これはすべてのものに陰陽があり、そのバランスをとることが大切という思想です。

マクロビオティックでは、すべてのものに「陰」と「陽」があると考えます。たとえば、身体を冷やし、水分の多いキュウリなどは「陰」の食材、身体を温め、水分の少ないゴボウなどは「陽」の食材に分類します。これは陰陽のどちらかが優れているというわけでなく、陰陽の食材をバランスよく取るための指針。陰陽のどちらかが多いと、身体のバランスが崩れてしまいます。また、調理法にも陰陽があり、火をあまり使わないと陰、火を多く使うと陽、甘味やハーブなどを利用すると陰、塩や醤油、味噌などを使うと陽といったように、食材の調理法でも陰陽のバランスを変えることができます。

マクロビオティックといえば、玄米や有機野菜を中心とした食生活だと考えている人も少なくありませんが、これらの陰陽のバランスに注意を払うことも重要になります。

マクロビアンとベジタリアンの違

マクロビオティックは肉を避ける食生活を行うことから、「ベジタリアン」と混同されることもあります。

しかし、実際はマクロビオティックとベジタリアンは似て非なる存在です。

ベジタリアンは、健康だけでなく、思想や信条、宗教上の理由などから肉をはじめとする動物性のたんぱく質の摂取を避ける食生活のこと。ベジタリアンという言葉が使われるようになったのは19世紀ごろからですが、菜食主義は2000年以上の古い歴史を持っています。中でも、インドではヒンドゥー教、仏教、ジャイナ教などで故意に生き物を殺してはいけないという戒律があることから、長らく菜食主義のライフスタイルが守られてきました。

また、西洋では「罪もない生き物を殺して食べることは精神にも肉体にも有害」という考え方があり、ギリシア・ローマ時代から菜食主義が定着してきました。さらに時代が進むと、宗教的な理由というよりも、倫理的な観点からベジタリアンが増加するようになりました。しかしベジタリアンの中には様々な種類があり、乳製品と玉子は食べてもOKと考える人や、乳製品や卵だけでなく、ハチミツも食べないという人、植物の中でも収穫しても植物自体を殺さないものしか食べないという人など、同じベジタリアンでも多岐にわたっているという特徴があります。

ちなみに、ベジタリアンは「ベジタブル」が語源となった言葉だというイメージがありますが、実はルーツはラテン語で「健康、元気、活発な」を意味する「ヴェゲトゥス」に由来しているという説もあります。

一方、マクロビオティックを実践する「マクロビアン」と呼ばれる人々も、肉類などの動物性のたんぱく質、卵といった食品を避けるという点ではベジタリアンと同様ですが、大きな違いは思想的な背景にあります。すでに説明したように、マクロビオティックでは「身土不二」「一物全体」、そして「陰陽調和」を重視します。

たとえば、ベジタリアンは肉や卵、乳製品を避け、野菜だけを口にしますが、マクロビアンは野菜の中でも自分の住んでいる場所の近くで取れた旬のものを選びます。また、調理方法においても、サラダだけではなく、蒸す、茹でる、焼くなど多彩な調理を行い、野菜を皮や葉など、ベジタリアンが捨ててしまうところまで上手に料理を行います。

そのほかにも、ベジタリアンはパンならばほとんどは食べてもいいのに対して、マクロビアンが食べるのは皮ごと挽いた小麦である全粒粉を使用したパンや玄米です。これも、もみ殻や胚芽など、すべてを含んだものを食べるという「一物全体」の考え方に基づいた食事の方法です。

さらに調理法や使用する調味料などによって陰陽のバランスを調整するのがマクロビアン。ベジタリアンは、食事の際には、陰陽のバランスに注意を払うことはありません。

このように、一見似た存在であるベジタリアンとマクロビアンには、実は大きな違いがあります。

まとめ

単なる食生活ではなく、自然に対する尊敬や地球環境に対する配慮、地産地消にも通じる考え方を背景に持つマクロビオティック。ただし、自己流で挑戦すると体調を崩すこともあるため、実践を考えている場合、一度しっかりとマクロビオティックについて学んでみることをおすすめします。

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