模型用「のり」の特性を知ろう【Gクリア】

mokei
模型用に一つ準備しておくと重宝する接着剤、Gクリア。 固まると白濁しますが、木工用ボンドのように完全に固化するのではなく、ある程度の弾性(ねばり、しなり)を保持できるので、広い面同士の接着よりも、プラ棒などの細い部材、接着面の小さい部材の接着に向いています。

これ、留められるかな?を可能にする

模型を作っていると、面と面を張るのではなく、薄い部材をピン(角と角で接するのみ)で固定したい場合も出てくるものです。例えば家具や什器などの細かい造作物、椅子などの細い脚部の固定が必要なケースなどに活躍します。もちろん、他の接着剤でも仮止めにはなるでしょうが、Gクリアなら粘りがあるので、多少無茶な接合部でも上手く接着することができます。難点は、乾いてから透明になるのではなく(木工用ボンドは透明に近いです)、多少白い固化物として残ることです。美的に問題があると感じたら、固化するのを待ってから、カッターなどで余分なのりを除去すると良いでしょう。

扱いは難しめ

Gクリアは、チューブから出したときは粘液のような透明な液体です。しかし空気に触れることで、急激に乾燥、白濁化していきます。また、チューブを少し押しただけでも出すぎてしまいます。このため、必ず、厚紙や段ボールの切片を台にしてそこに一旦Gクリアを使う分だけ出してから、細かい紙片などで掬い取り、接着面に付けていくときれいに使えます。大量に出してしまうと、そのまま粘度が一気に低くなり、使えない状態になってしまうのでご注意を。

管理の秘訣は

空気に触れると乾燥、固化してしまうという点に注意しておく必要があります。蓋をしても、完全に乾燥をとめられるわけではありません。使うたびに、蓋やチューブの指し口についたのりが固まっていき、段々と蓋も閉まらなくなっていきます。 対策としては、蓋や指し口を毎回きれいにしておくという地道なやり方と、蓋をした後でマスキングテープなどでさらに巻いておくというやや簡単な方法があります。また、使う頻度が多くなければ、小さいチューブにしておいたほうがいいでしょう。チューブの部分を捻ったり畳んだりしすぎると、ホールが空いてそこからのりが漏れてきてしまうので、使っている途中でチューブを織るときは慎重にやりましょう。

まとめ

管理、使い方にさえ注意を払っておけば、素材を問わず万能な接着性を発現してくれるのりです。慣れてくると、「この部分はGクリアで付けたほうがいいな」と判断できるようになりますので、使いながら覚えていくといいでしょう。

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