離婚するべき?DV夫の特徴と対処法について

離婚するべき?DV夫の特徴と対処法について

最初は優しかったのに結婚したら暴力を振るうようになったという話は珍しいものではありません。このようにDVを行う夫には、共通する特徴があります。今回はDV夫の特徴と対処法についてご紹介します。

DV夫の特徴

DVは配偶者やパートナーなどに暴力を振るう行為で、密室で行われることからなかなか表面化しないことがあります。では、どのような夫がDVを行うのでしょうか。

外面がいい

DVを行う男性は、家の外では評判がいいということは少なくありません。家の中では暴力を振るうのに、家の外に出ると穏やかというのがDV夫の特徴のひとつ。

DVはストレスや我慢が原因となることがありますが、他人に対して必要以上に気を使ったり、自分の体面を気にしすぎると、それがストレスとなり、DVという形で爆発することがあります。

人によって態度が変わる

相手が上司か部下か、年上か年下かなど、相手によって態度が変わるというのもDV夫の特徴です。自分より社会的立場が強い人間などに対して必要以上に頭を下げる反面、相手が女性や子供になると非常に高圧的な態度を取ります。

DVは相手に暴力を加える行為と思われがちですが、実際には相手より上の立場であることを示したいという動機が少なくありません。そのため、相手によって態度が変わる男性には注意が必要です。

また、このタイプの人の場合、相手の前では頭を下げていても、相手がいなくなると悪口をいう、急に偉そうになるといった特徴があります。

不平不満が多い

すでに説明したように、DVの原因のひとつとなるのがストレス。もし不平不満が多い場合、ストレスが溜まっている可能性があります。

また、不平不満が多い人は自分が認められていない、正当な評価を受けていないと感じているもの。そのため、さらにストレスを高めてDVとして爆発することもあります。

依存性が高い

DVは相手を傷つける行為ですが、その背景には相手に対する間違った愛情が存在することもあります。

「相手がどれだけ自分を愛しているのか」「自分のためにどれだけ我慢しているのか」を確かめるためにDVに及んでしまう男性も少なくありません。また、相手を失ってしまうのが怖い、相手に依存しているという場合にも、それが暴力として現れることがあります。

DV夫が配偶者におこなう行動

DVは直接的な暴力だけはありません。以下のような行動が合った場合、DVに注意する必要があります。

束縛する、支配する

DVは相手を支配したいという願望の表れ。そのため、必要以上に相手を束縛したり、支配したりといった行動を取ります。

たとえば、妻が友達と会うのを嫌がる、外出しようとすると邪魔をするといった場合、将来的にDVに発展する可能性があります。

無視する

DVは肉体的な暴力だけではありません。精神的に相手にダメージを与える行為も立派なDV。相手に暴言を吐くことはもちろん、相手の存在を無視する、声を掛けても返事をしないといった行動もDVに当たります。

厳しく批判する

DVを行っている男性の中には、自分がDVをしているという自覚がないという人もいます。

たとえば相手の行動を厳しく批判するといった行動もDVですが、その場合、DVをしている男性は「相手のことを思って言ってやっている」「教育やしつけとして厳しく接している」などと思い込んでいることもあります。

DV夫の対処法

それでは、夫がDVを行った場合、妻はどのように対処すればよいのでしょうか。

夫を改心させたい場合

夫からDVを受けた場合、妻が取る選択肢は二つあります。ひとつは夫を改心させて、夫婦関係を改善させること。

特に子どもがいる場合や、離婚すると経済的に厳しい状態にある、まだ相手に愛情を感じている場合などはこの選択がよいこともあります。

もし相手との婚姻関係を継続したいという場合、相手のDVをやめさせることが必要です。

そのとき、まずやらなければならないことは、客観的にDVであることを認識させること。すでに述べたように、男性の中には自分がやっていることはDVではないと思い込んでいる人も少なくありません。

そのため、まず男性に自分の行動を認識させる必要があります。

このとき、夫に直接言うという方法もありますが、素直に聞いてもらえないという場合には、直接ではなく、手紙やメールで伝えるとよいでしょう。

また、カウンセラーなどの専門家に第三者として参加してもらうという方法もあります。それでもDVが続く場合には、心療内科を受診させる必要があります。

DVは暴力であると同時に心の病気でもあります。もしDVを止めさせたいなら適切な治療が必要です。

別れたい場合

夫からDVを受けた場合、妻に与えられた二つ目の選択肢は離婚をするということです。

もし心療内科に夫を連れて行って、DVが止まればよいのですが、実際にはなかなか上手くいかないこともあります。また、それ以前に夫を心療内科に連れて行くことができないというケースも珍しくありません。

DVは自分自身だけでなく、子どもにも影響が出る行為。もしDVが続くような場合には離婚が最良の選択肢となります。

そのときにまず必要となるのは、被害者は自分だと認識すること。DV被害者の中には、自分が悪いから暴力を振るわれるのだという罪悪感を抱く人が少なくありませんが、実際には被害者に非があることはありません。

さらに暴力がひどい場合には、まず夫から距離を置くことが必要になります。もし中途半端な状態で離婚を切り出すと、身体に危険が及ぶことがあります。

その際、自治体の配偶者暴力支援センターに連絡する、警察に被害届を出すなどの方法があります。

DVの場合には、自分ひとりで対処しようとせず、公的機関の支援を求めるのがよいでしょう。

DV夫との離婚手順

もし離婚という決断をしたときには、どのような手順で離婚の手続きを行えばよいのでしょうか。

証拠を集める

DVを行う夫は外に対しては非常にイメージがよいこともあり、離婚がスムーズに進まないというケースがあります。

その場合、調停を申し立て、そこでも不調に終わった場合には裁判ということが必要です。

もし裁判になった場合、DVの証拠が求められます。

離婚を決断した場合、そのときに備えて証拠を集めておきましょう。

証拠としてはいつどのような暴力を与えられたかという日記や、相手にどんな暴言を吐かれたかといった録音が最適です。

また、直接暴力を受けた場合、傷やアザなどを撮影して保存しておくとよいでしょう。その他にも、病院を受診して診断書を受け取るという方法もあります。

別居する

離婚が裁判で認められるためには、「夫婦関係が破綻していること」が重要になります。

もし別居している場合には、夫婦関係の破綻がスムーズに認められやすくなります。別居は夫からの暴力から逃れるためにも非常に重要。

自治体の配偶者暴力支援センターでは、住まいに関する相談も受け付けてくれるため、一度相談してみましょう。

弁護士に相談、調停、裁判

離婚協議は本人同士で行うこともできますが、弁護士に依頼して交渉を行ってもらうこともできます。

弁護士に依頼すると、相手と顔を合わせる必要がないということが大きなメリット。

費用に関しても、法テラスなどに相談するとよいでしょう。

まとめ

DVは心身ともに大きな傷を負うだけでなく、将来にわたっても大きな影響が生まれるもの。もしDVを受けてしまったときには、できるだけ早く対処することが必要になります。

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