ナチュラルな暮らしに欠かせないメディカルハーブとは?

ナチュラルな暮らしに欠かせないメディカルハーブとは?

毎日健康で暮らしたいというのは誰しもが願うこと。もし具合が悪くなったときも、あまり薬を飲みすぎることなく、ナチュラルに、自然な方法で直せるならそれに越したことはありません。そんなときに役立つのがメディカルハーブです。今回は、メディカルハーブとハーブとの違いや薬との違い、メディカルハーブを使うメリットなどについてご紹介します。

メディカルハーブとは?

メディカルハーブという言葉を聞いたことがある人は多いかもしれませんが、実際にどのようなものなのかを説明するのは難しいものです。そもそもメディカルハーブとはどのようなものなのでしょうか。

自然療法のひとつ

メディカルハーブとは、簡単に言えば自然療法のひとつです。自然療法とは、近代医学以外の両方で、伝統的な治療法や近代医学の代替的な治療法を指しているものです。

多くの自然療法では、健康な状態を維持したり、病気にならない身体づくりを目指したりということを目的にしています。また、病気になったときにも人間の身体がもとから備えている自然の治癒力を引き出すという特徴があります。

このような自然療法では、健康なときの人間の身体はすべてが調和した状態であると考えられます。病気になったり、身体が不調になったりということは、何らかの原因で一時的にそのバランスが崩れた状態。つまり、自然療法ではその崩れたバランスを元の状態に導くことに主眼が置かれます。

たとえば、風邪を引いたとき、近代的な医学では抗生剤や解熱剤などを使用して、体内に入り込んだ細菌を殺して、のどの痛みや熱といった症状を取り除きます。一方の自然療法で重要なのは、身体のエネルギーを引き出すこと。自然療法では、身体に入り込んだ細菌を殺すのではなく、細菌を殺すために身体が本来の力を発揮できるようにサポートします。

そしてメディカルハーブもそう言った自然療法の一種。

メディカルハーブは、薬草や構想などといった植物を使用して身体本来の治癒力を高めたり、健康な状態を維持したりする療法を指しています。

治療としても用いられる植物

メディカルハーブでは、治療には薬効の高いハーブなどが使用されます。通常、ハーブと呼ばれているものには薬効が含まれていることが少なくありませんが、メディカルハーブで用いられるのはハーブの中でも特に薬効の高い物です。これらのメディカルハーブを使用することで、人間の自然治癒力を高めていくのがメディカルハーブの療法です。

このメディカルハーブの歴史は非常に古く、一説によれば紀元前3000年のエジプトではすでに薬として使用されていたという記録も残っています。

近代医学の基礎

メディカルハーブといえば、近代医学とは相反するものと考える人もいるかもしれません。

しかし、これは大きな間違いです。実は、メディカルハーブこそが近代医学の基礎となった存在です。

現在、近代医学でも多くの薬が作られていますが、実はこの薬の約四分の一がメディカルハーブの知識や、ハーブから抽出した成分を使用したもの。メディカルハーブの中でも、ある症状に効く成分を抽出、それをさらに増幅されたものが現代の医薬品のルーツとなっています。

メディカルハーブとハーブとの違い

メディカルハーブについて考えるとき、気になるのがメディカルハーブと普通のハーブの違いです。ではこの二つにはどのような違いがあるのでしょうか。

ハーブは香りやスパイスとして活用される

一般的なハーブといえば、バジルやオレガノ、セージといった強い香りを持っている植物です。これらのハーブの多くは香りや味わいなどを料理にプラスする存在です。

もちろん、ハーブの中には身体に有効な成分や、消炎、防腐といった特別な効果が含まれているものも少なくありません。また、かつてのヨーロッパでは薬として使われていた歴史もありますが、現代社会におけるハーブは薬ではなく、あくまでも日常生活に香りやスパイスを加える存在と考えておいたほうがよいでしょう。

メディカルハーブは健康増進、治癒、治療に活用される

一方のメディカルハーブは、健康増進だけでなく、病気や不調などの治癒・治療に活用されるものです。

メディカルハーブは一般的なハーブよりも、健康に強く働く成分が含まれているのが特徴。また、種類によっては一種類のハーブの中に複数の有効成分が含まれていることもあります。

メディカルハーブと薬の違い

メディカルハーブも西洋医学の薬も、身体の不調を治癒するという意味では同じです。では、メディカルハーブと西洋医学の薬にはどんな違いがあるのでしょうか。

薬は単一の有効成分がピンポイントで働きかける

一般的な西洋医学の薬には、単一の有効成分が含まれています。たとえば、頭痛薬には頭痛に効く成分が、解熱薬には熱を下げる成分が含まれ、これらは頭痛や高熱といった身体の不調にピンポイントで作用します。

つまり、西洋医学の成分はひとつの不調に対して集中的に作用するということができます。

そのため、即効性などの面では優れた効果を持っています。

メディカルハーブはさまざまな薬効が複合して多方面に働きかける

一方、メディカルハーブは身体の不調に対する有効成分だけでなく、様々な薬効が複数含まれています。たとえば頭痛の場合であれば、痛みを和らげるものだけでなく、心身をリフレッシュする成分や、身体の中の毒素の排出を促す成分、ビタミン、ミネラルといった栄養成分も含まれているため、身体の不調に対してトータルでアプローチできるという特徴があります。

そのため、もし身体の不調の原因に複数の理由がある場合、メディカルハーブは非常に効果的です。

メディカルハーブのメリット

西洋医学とは異なる作用を持つメディカルハーブ。メディカルハーブは西洋医学に比べてどのようなメリットがあるのでしょうか。

・効果が穏やかで副作用を起こしにくい

メディカルハーブのメリットのひとつは、副作用を起こしにくいということです。西洋医学は単一の成分が身体の不調に作用しますが、もし謝った使い方や処方をした場合、不調を改善できないだけでなく、副作用が現れることがあります。

また、西洋医学の薬は即効性には優れているものの身体の根本的な部分に作用できないため、同じ症状を何度も繰り返してしまうという可能性もあります。

しかし、メディカルハーブは複数の成分が含まれているため、幅広い不調に対応できるだけでなく、効果が穏やかで副作用を起こしにくいという特徴を持っています。

日常的に取り入れやすく心身を守る

すでに説明したように、メディカルハーブを始めとする自然療法の特徴は、人間の身体が元々持っている自然治癒力を引き出すことです。

そのため、病気になったときだけでなく、普段からの健康維持にも効果を発揮します。

普段から健康な状態を保つことができていれば、そもそも病気や不調にもなりにくいもの。メディカルハーブであれば、ハーブティなどの方法が気軽に日常生活に取り入れることが可能で、しかも心身の状態を健やかに保つことが期待できます。

まとめ

自然の植物の力を最大限に利用して身体を守るメディカルハーブ。ナチュラルな生活を送りたいという方には最適の存在です。健康的な毎日を送りたいという方は、一度くわしいことを調べてみてはいかがでしょうか。

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