風水と間取り

風水はもともと中国から伝わってきたものです。風水では方位について細かく定められており、凶相とされる方位や吉相とされる方位が、さまざまな要素をもとに決められています。

対して日本には、古くから家相があります。家相は長い歴史のなかで、風水の知識を取り入れてきましたが、中国伝統の風水とは異なるものです。

今日では風水の間取りと言えば、中国伝来の風水と家相を合わせて、日本で独自に発達した風水を指すことが多いようです。そもそも中国の風水で言うところの方位は、家の間取りを指すものではありません。

もっと大きな地域をイメージしています。家の間取りに方位を当てはめているのは、日本独自の風水による、と考えた方がよさそうです。風水の間取りの考え方について、紹介しましょう。

鬼門と裏鬼門

風水では八方位それぞれに意味がありますが、日本に伝えられて家相として定着したのは、鬼門と裏鬼門だけです。陰陽道においては、北と西は陰、東と南は陽とされています。

北東と南西は陰陽の境にあたるため、気の流れが不安定になりやすい方位です。そこで北東の方角を鬼門と呼び、悪鬼や魔物の入り口として忌み嫌ってきました。

また、北東が鬼門と定められた理由を、中国の歴史に求める説もあります。中国から見て北東は、絶えず領土を侵犯してくるモンゴルの騎馬民族がいた方角にあたるため、忌み嫌うものが来る方角が転じて、鬼が来る方角として定められたとする説です。
北東の鬼門と並んで、その対極にある西南もまた、裏鬼門と呼ばれ、忌み嫌われています。北東と西南の方角は邪陰の気が入り込みやすく、気がどんよりと淀みやすいといわれています。
この鬼門と裏鬼門が日本ですんなりと受け入れられたのは、他の方位と比べてインパクトが強かったこともあるでしょうが、日本の実状にも合致していたからです。

当時の日本の中心は京都の朝廷ですが、朝廷を脅かす敵は、絶えず北東と西南からやって来たからです。朝廷から見れば、北東と西南はまさに、鬼門・裏鬼門にあたったわけです。

そのため、平城京では鬼門に東大寺を、裏鬼門に植槻八幡宮を配し、平安京では鬼門に比叡山延暦寺を、裏鬼門に石清水八幡宮を配し、都に魔が入ることを封じました。

間取りから見た鬼門と裏鬼門

間取りにも鬼門・裏鬼門は応用されており、玄関とトイレ・キッチンは、この方角に造ってはいけないとされています。そこには科学的な根拠など一切ないように思えますが、実は理にかなっていることもたしかなのです。

たとえば、トイレです。北東の方角にトイレがあると、日が当たらず、1年中じめっとして冷えます。昔は水洗トイレなどあるはずもなく、汚水に生息する雑菌にとってこのうえなく良好な環境であることから、衛生的に見ても、北西のトイレは人の健康を害する可能性が高かったといえます。

今日では水洗になったことで、だいぶ緩和されていますが、古くなった水道管から汚水が漏れる可能性は絶えずあり、北西のトイレを避けた方が無難であることに、変わりはありません。

風水では家の中心にトイレがあることも凶相ととらえますが、これも当たり前のことで、衛生上、よいはずがありません。

風水の間取りには、長い歳月にわたって蓄積されてきた経験と知識が息づいています。そこには、よく考えれば合理的な理由がきとんと用意されています。

建築技術が進んだことで、必ずしも昔ながらの経験と知恵が、今の時代にも当てはまるわけではないものの、先人の声に耳を傾けてみることも、けして無駄なことではないでしょう。気というエネルギーの存在についても、まだ人類は解明できるだけの科学に達していないのですから……。

人気の通信教育はこちら

暮らしを豊かにする風水の知識。
風水資格

風水セラピスト
W資格取得講座

入学金無料 分割払い可能 初心者OK 安心の受講期間 質疑無制限 カリキュラム自由設定

風水資料 風水

少しでも気になったら… 無料資料請求!!
人気の通信教育
更に今ならっ!!
資料請求された方全員に
通信講座徹底ガイド本
もれなくプレゼント!!
通信講座の資料
ページトップへ戻る