風水と置物 カエル編

カエル

風水には古の時代より、家のなかにおくことでさまざまな運気の流れを変えることのできる置物があります。なかでもカエルの置物は、金運をアップさせ、商売繁盛を導く力があるとされており、昔から人気のある風水グッズです。

風水ではカエルの置物に、なぜ大きな力があると考えているのでしょうか? 風水とカエルの置物について、まとめてみましょう。

なぜ三本脚のカエルなの?

カエルは四本足の動物ですが、風水で置物として使うカエルは、すべて三本脚です。なぜ三本脚のカエルなのかについては、いろんな説がありますが、中国では三本脚のカラスが太陽を象徴しているため、「三」という数字に特別なこだわりがあったともいわれています。陰陽道ににおいて3という数字には陽の気が宿るとされており、新しいものを生み出す陽の気が新しい財を生み出すことにつながることから、三本脚になったという説もあります。


日本では月のシンボルといえば兎ですが、中国では兎とともに、ヒキガエルもまた月の象徴とされてきました。それは、ひとつの伝説に基づいています。昔、中国には弓の名手がいました。

あるとき、地上に10個の太陽が出現し、灼熱地獄で人々が困っていたときのことです。弓の名手は9個の太陽を見事に射落とし、地上に平和をもたらします。

その功によって彼は、仙人から不死の薬をもらいますが、妻の嫦娥は一人でその薬を飲んでしまい、月の世界に旅立ってしまいました。

しかし、嫦娥は夫を裏切った罪悪感から逃れることができず、いつからかヒキガエルに変身してしまいます。このときから、月にはヒキガエルが住むという伝説が生まれました。


月に住むヒキガエルは、月のもつ不死の力を象徴しています。また、ヒキガエルは冬眠しても春になると土から元気に出てくることから、再生と不死の象徴でもあります。


こうした逸話が土台となって、風水ではカエルには財運を飛躍的に高めてくれる力と、商売繁盛を実現する力がある、と捉えてきたわけです。

カエルの置物の飾り方

カエルの置物には、大きな力が宿るとされているため、置き方には注意する必要があります。カエルの置物は、お店やオフィスの入り口や玄関におくことが一般的です。ただし、カエルの顔を外側に向けてはいけません。

その場合、カエルはせっかく溜め込んだ財運を外に向けて吐き出してしまうため、逆に財運が低下してしまいます。カエルの顔は必ず、室内の方を向くようにおいてください。

お店やオフィスの場合は、開店時にはカエルの顔を外側に向けて、閉店時には室内に向けることで、商売繁盛を呼び込むことができます。カエルの口にコインを噛ませると、より財運をアップできるといわれています。


カエルの置物をおいてはいけない場所は、トイレや浴室です。トイレや浴室は気を流す場所のため、カエルの置物をおくと、せっかくの財運までもが流されて消えてしまいます。

効果が強いアイテムだけに、どこにでも置いてよいわけではありません。置き場所には十分気をつけてください。
ちなみに、この三本脚のカエルの主人は、劉海操(りゅうかいそう)という名の伝説の仙人といわれています。

そのため、カエルの顔を内側に向けた状態で「劉海仙人到(りゅうかいせんにんとう)」と唱えると、それまでせっせと溜め込んだ財運を、一気に吐きだしてくれるといわれています。お試しあれ!

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