風水と中庭

風水

中庭を取り囲むようにデザインされた住宅は、一般的ではありませんが、根強い人気があります。しかし、風水では中庭がある家は凶相と考えることが普通です。ただし、これは中国伝来の風水の考え方とは異なっています。

どちらかと言えば、日本の家相の考え方から導かれて凶相になったようです。風水と中庭について、まとめてみましょう。

中庭が凶相とされる理由

中庭のある家を凶相と考えているのは、日本だけのようです。アメリカやヨーロッパでは、広い中庭を取り囲むような住宅は、ありふれています。風水では、建物の中心を「太極」と呼んでいます。

中庭のある回廊型の家の場合、この太極が欠けているため、不幸が舞い込むとされています。さらに日本独自の考え方で、太極とはエネルギーの中心であり、一家の大黒柱を指すと考えます。

したがって中庭のある回廊型の家では、一家の大黒柱である主人が消えることを暗示すると、とらえました。だからこそ、中庭のある家は凶相としたわけです。

環境学から見た中庭のある家

風水は単に迷信に基づいて作られているわけではありません。また、占いのような不確実なものでもありません。風水は先人の知恵と経験に基づいて編み出された環境学としての側面をもっています。

自然環境や土地の力に敬意を払いつつも、環境の特性を利用して、心身ともに健康で快適に暮らすための住環境を追求することで、風水は生まれました。
では、環境学の面から、中庭のある家を見たとき、どうなるのでしょうか? 日本は昔から人口は多いのに、人が暮らせる土地は狭く、諸外国と比べて驚くほど小さな敷地面積と建坪のなかで、暮らしてきました。

中庭のある住宅を作る場合、なによりも必要なのは、広い敷地です。狭い敷地に中庭を作ろうとすれば、さまざまな弊害が生まれます。梅雨の時期が長い日本では、ただでさえ湿気がたまりやすいのに、狭い中庭は構造上、湿気がこもることを防ぐことが容易ではありません。

敷地が狭いゆえに、風通しや日当たりにも、中庭のある家は難を残します。
さらに問題は耐震対策です。

中庭を中心とするコの字型の住宅は、構造上、どうしても耐震には不向きです。こうした環境学の面からも、日本では中庭がある家を凶相としてきたのでしょう。

ほんとに凶相なの?

日本の古い神社仏閣では、中庭形式が多いことが知られています。空海を祖とする真言宗の初期の建築は、中庭を中心に組まれています。実は中国伝統の風水では、四合院と呼ばれる手法があります。

真ん中に中庭、あるいは空間が造られており、その周りを取り囲むように建物を配置し、風水の運気を取り込んでは建物全体に行き渡らせ、その力を増幅して活用しようという手法です。

真言宗初期の神社仏閣も、この四合院をモデルに造られているものと思われます。世界的に繁栄を誇っているアメリカのアップル社も、四合院に非常に近いデザインで造られています。


中庭のある家を、中国伝来の風水では必ずしも凶相とはしていません。むしろ秘術を尽くせば、吉相に変化します。現代の優れた建築技術により、湿気や風通し・日当たりの問題を解決でき、耐震構造にも問題がないのであれば、中庭のある家を建てても、なんら差し障りはないといえるでしょう。

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