カラーセラピーの種類と効果

カラーセラピーの種類と効果

色の持っている特徴や効果などを活かした癒しの技術であるカラーセラピー。実はひとくちにカラーセラピーと言っても、様々な種類があります。カラーセラピーは種類によって、受ける効果が異なるもの。今回はカラーセラピーの種類と効果についてご紹介します。

カラーセラピーの種類

カラーセラピーとは、日本語では「色彩療法」と呼ばれています。色の効果を使い、心身のバランスが取れた状態を目指すのがカラーセラピーです。

7~12種類ほどある

カラーセラピーは、色を使うという点では変わりませんが、そのルーツには海外でメジャーなものや日本で生み出されたものなど様々なものがあります。

また、カラーボトルを使用するものやカラーカードを用いるものなど、やり方にも違いがあります。

オーラソーマ

カラーセラピーといってまず多くの人が思い浮かべるのが「オーラソーマ」と呼ばれるものです。

オーラソーマは、上下二層に分かれたカラーボトルを使って行うカラーセラピー。表面に現れる心理だけでなく、深層心理にまで色を使ってアプローチを行い、それらの色を日常生活の中に取り入れることで心身の安らかな状態を取り戻すのがオーラソーマです。

オーラソーマは神秘思想などの強い影響を受けている技術で、スピリチュアルな意味合いの強い施術ということもできます。

オーラライト

「オーラライト」はオーラソーマから派生して生まれたカラーセラピーの技術です。オーラライトでも二層に分かれたカラーボトルを使用しますが、オーラソーマが様々なスピリチュアルな思想に基づいているのに対して、オーラライトは色彩心理学をベースとしているため、より論理的でわかりやすい解釈をすることが可能になると言われています。

アヴァターラ

「アヴァターラ」もオーラライトと同様にオーラソーマから派生して生まれたカラーセラピーです。アヴァターラは、オーラライトに比べると原型であるオーラソーマに近いカラーセラピーですが、オーラソーマやオーラライトが過去、現在、未来に関するリーディングを行うのに対して、アヴァターラでは現在に焦点を絞ったリーディングを行うことが特徴です。

TC

TCではオーラソーマなどのカラーセラピーとはことなり、二層ではなく単色のカラーボトルを使用します。TCは日本生まれのカラーセラピーで、ボトルを複数組み合わせたリーディングを行うことで、深層心理の状態まで知ることができます。

また、カラーセラピーは色から連想するときに文化的な背景も重要になりますが、TCは日本生まれということもあり、日本人に合ったセラピーを行うことができると言われています。

カラーセラピーと自律神経の関係

カラーセラピーは身体と心に癒しを与えてくれる技術ですが、特にかかわりの深いと言われているのが自律神経です。

では、カラーセラピーと自律神経にはどのような関係があるのでしょうか。

色は光

そもそも自律神経とは、人間が自分の意志でコントロールすることのできない神経を指しています。

たとえば、腕や足の筋肉を動かそうとするときには、脳から神経を通して信号が伝えられ、腕や足の筋肉に作用します。

しかし、自律神経の場合、同様に脳から神経を通って信号が伝えられることには変わりありませんが、自分の意志で脳から信号を発することはできません。

そのため、自律神経を働かせようとするときには、自分の意志ではなく外界からの刺激が必要になります。

そのとき、もっとも強い影響を与えれるのが光です。光は時間の経過や、周囲の状況が危険か安全かなどを知らせる役割があるものですが、色は光を分解したもの。

つまり、色は自律神経をコントロールするときには非常に有効な存在なのです。

光の種類によって神経系や内分泌系を刺激する

視覚を通じて脳が光を感じたとき、まず脳はその光の種類を分類します。

たとえば、赤や黄色といった色は危険な状態にある可能性がある、緑は安全といったように、最初に脳が色を通じて状況を判断、次にその状態にあった身体の状態を神経系や内分泌系を通じて作り出します。

赤系の暖色系は交感神経を活発にする働きがある→興奮

赤は炎を連想させる色ですが、もし近くで強い炎が燃えているときには、その場所から少しでも速く逃げ出すことが必要です。

そのため、身体は筋肉が動きやすいように血圧をアップ、同時にアドレナリンなどの脳内物質を放出、活動的な状態を作り出します。

このとき作用しているのが交感神経。

赤は人間を興奮させる色と言われていますが、この交感神経の作用が赤を見たときの興奮の正体ということができます。

青系の寒色系は副交感神経を活発にする働きがある→リラックス

逆に青は、空や海、水などの色。そういった状況では、慌ててそこから逃げ出す必要はありません。そのときに働くのがリラックスを司る副交感神経。副交感神経は身体を休息モードに導く神経で、この副交感神経と交感神経が上手に入れ替わることで人間の身体はバランスを取っています。

しかし、ストレス社会と言われる現代社会では、この交感神経と副交感神経の入れ替わりがうまくいかなくなることがあります。そうなると身体のあちこちに不調が現れるもの。

カラーセラピーでは、色の視覚的効果を利用して心身の状態を整えることを目的としています。

カラーセラピーの色の効果

それでは、カラーセラピーで用いられる色にはそれぞれどのような効果があるのでしょうか。

赤 積極性を得る

先ほど説明したように、赤は危険を喚起する色です。そのため、赤には興奮状態に導くという効果がありますが、同時に積極性や覚醒状態を得るというプラスの作用が生まれることもあります。

黄 判断力をつける

黄色の赤と同様に危険や注意を喚起する特徴があります。しかし、赤よりもインパクトは弱いため、適度に防衛本能を刺激し、判断力を高めるという効果もあります。

緑 やさしい気持ちになれる

緑は安心や安全を表している色です。そのため、気持ちを穏やかにしたり、リラックスさせたりといった効果のほかにも、考え方の柔軟性や考え方を高め、優しい気持ちを保つことができます。

青 集中力を高める

青の効果は興奮を押させ、冷静さを取り戻すことです。また、感情や欲求の高ぶりを押さえて集中力を高めるという効果もあるため、作業や勉強のときの効率をアップさせたいというときにも最適です。

オレンジ 食欲を増幅させる

温かく、家庭的な雰囲気を連想させるオレンジは、暖色の中でも比較的柔らかいことから、穏やかな気持ちでリラックスするときには最適です。また、ゆったりとした気持ちになれるため、緊張を和らげたり、食欲を増幅させるという効果もあります。

白 気持ちをリセットさせる

カラーセラピーの中で、白は「気持ちを白紙に戻す」「リセットさせる」という意味合いで用いられます。白はあらゆる色の中でもっとも清潔感を感じさせるため、リフレッシュしたいときや気分を一新したいときにも役立ってくれます。

グレー 落ち着かせる

色の中では地味な印象のグレーですが、グレーには上品さと落ち着きがあるため、まず気分を鎮めたいときには役立ちます。忍耐強さをもたらす色でもあるため、しっかりと地に足をつけたいという場合にもぴったりです。

まとめ

ちょっとした知識を身につけるだけで日常生活に役立てることができるカラーセラピー。興味がある方は、日常生活で活用してみてはいかがでしょうか。

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