種類によって性格が違う?人懐っこい猫の種類と関わり方とは

種類によって性格が違う?人懐っこい猫の種類と関わり方とは

猫には様々な性格の子がいますが、人懐っこい性格の子は特に可愛いもの。もし猫を飼うなら人懐っこい子がいいと考えている方も多いかもしれません。今回は人懐っこい種類の猫や、人懐っこい猫を育てるための方法についてご紹介します。

人懐っこい猫の特徴

猫は本来、一匹でも楽しめる生き物。かわいがろうとしても逃げてしまうこともあります。そんなクールな部分も猫の魅力ですが、反対に人懐っこい猫の場合、どのような特徴があるのでしょうか。

甘えん坊

猫の性格は非常に様々な。もともとクールな性質を持った猫でも、中には甘えん坊な子も多いもの。一匹でいることが得意ではない子や、いつも飼い主さんのそばに行こうとする甘えん坊な猫は人懐っこい性格の持ち主といえます。

寂しがりや

猫の中には寂しさを強く感じるタイプの子も珍しくありません。いつも飼い主と一緒にいたい、できるだけ一匹だけでいたくないという猫の場合、普段の寂しさが飼い主さんと一緒にいると表に出ることがあります。

社交的

猫は犬に比べると、知らない人や来客が苦手なものです。しかし猫の中にはお客さんがやって来ると興味津々に近づいていくことがあります。これは猫の好奇心によるもの。猫は知らない人に対して警戒心と同時に好奇心を抱く生き物です。もし警戒心よりも好奇心が強くなると、知らない人にも警戒せずに近づいていきます。

賢い

猫にとっての性格は、品種だけでなく飼い主さんからのしつけにも強く影響されるものです。もし飼い主さんのしつけをきちんと守れる賢い子であれば、知らない人が来ても必要以上におびえることもありません。

おとなしい

どちらかといえば、活発で行動的な猫よりも、おとなしく静かな猫のほうが人懐っこいものです。

おとなしいタイプの猫の場合、自分の静かな時間を大切にしているもの。そのため、人が近くにいてもマイペースを守ることができます。

行動でわかる人懐こい猫の特徴

猫は行動によっても、その子が人懐っこいかどうかを見分けることができます。

たとえば「後追い」。後追いとは、飼い主のあとを猫がついていく行動のことですが、この後追いが多い猫の場合、人懐っこい猫が考えていいでしょう。

後追いはもともと子猫が母親の後ろをついていくことに始まる行動。本来であれば成長すると後追いをすることは少なくなりますが、性格が甘えん坊や寂しがり屋の猫の場合、いくつになっても飼い主を後追いすることがあります。

また、何かと飼い主の邪魔をする猫も甘えん坊の傾向にあります。たとえば、パソコンに向かおうとするとキーボードの上に寝そべったり、家事をしていると周囲を飛び跳ねたりと、何かと飼い主の邪魔をするのは、自分に構って欲しい証拠です。

また、猫が人懐っこいかを判断する基準にスキンシップがあります。

猫は基本的には身体を触られるのが苦手。少しの間ならなでて欲しいということがあっても、長時間スキンシップが続くと、どこかに行ったり怒りだしたりしてしまいます。

しかし、猫の中にはこのスキンシップが大好きという子も。いつも飼い主のそばにいて、自分から身体をすりつけてきたり、膝の上に乗ったりする猫は人懐っこい猫と言えます。

さらに、足踏みをよくするという猫も甘えん坊で人懐っこい傾向にあります。飼い主の足などを前足で踏むという行動は母親に甘えているときの動作で、飼い主に対して構って欲しい、寂しいから遊んで欲しいというサインになります。

メスよりオスのほうが甘えん坊

甘えん坊で人懐っこい猫を飼いたいという場合、メスよりもオスを選ぶという方法もあります。

というのも、メスよりもオスの方が甘えん坊。この理由としては、オスはメスの気を引かなければならないため、本能的にアピール上手であるという説が有力です。

また、去勢をした場合には大人になっても子猫のような気分が残っているため、一層甘えたがるとも言われています。

オス猫は本来、縄張り意識が強く、乱暴というイメージですが、去勢した後は穏やかな性格になることが多く、一緒に暮らしている猫とも上手に付き合えるため、もし人懐っこい猫を探している場合オスを選ぶのもおすすめです。

人懐っこい猫に育てるには?

猫はしつけの方法によっても人懐っこく育てることができます。では、人懐っこい猫に育てるためにはどのような工夫をすればよいのでしょうか。

一緒に過ごす時間を増やす

猫を人懐っこくするためには、まず一緒に過ごす時間を増やすということが大切です。一緒にいる時間が少ない場合、どうしても人間がそばにいるという状況に緊張して、警戒心が高くなってしまいます。

過剰なスキンシップやコミュニケーションは逆に猫のストレスや不安の原因になるため、まず何もしなくてもただ一緒にいることから始めてみましょう。

手からおやつをあげる

猫は本来はスキンシップが苦手な生き物。そのため、なかなか人間の手からおやつをもらうことはありません。また、犬の場合には与えられたおやつはどんなときでも食べてしまいますが、猫はお腹が減っていなければ、おやつを与えても食べることはありません。

猫がおやつを食べるのは自分が欲しいと思ったときだけ。

そのタイミングで手からおやつをあげることで、猫との信頼関係を築き、警戒心を解くことにつながります。

エスキモーキスをする

エスキモーキスとは鼻と鼻で行うキスのこと。猫は鼻先を近づけて、においをかぐことでコミュニケーションを行います。

鼻のにおいをかぐことは、猫が相手の情報を知るための手段になります。

また、猫は人間にも鼻を近づけてコミュニケーションを行います。これは猫としての挨拶だけでなく、エサや水が欲しい、遊びたいなど何かの要求を伝えていることも。

そのとき飼い主さんがきちんと答えてあげることで、信頼を深めていくことができます。

子猫の場合、生後3~9週目の過ごし方が大切

猫を人懐っこい子に育てたい場合、しつけの時期も大切です。ポイントとなるのが生後3週目から9週目にかけての時期。

この時期は猫が他の生き物とのコミュニケーション能力を養う「社会化期」と言われています。この時期に他の生き物と適切な接触を持つことで、コミュニケーション能力が高まり、良好な関係を築くことができます。

また、この時期に接触を行うと、猫はその相手を「親しい存在」と認識します。

たとえば猫にとって犬は危険な存在で、野生の場合であれば攻撃的になりますが、社会化期を一緒に過ごすと仲間と認識、相手を怖がることがなくなります。

そのため、この社会化期の過ごし方が非常に重要。

といっても、社会化期だからと他の生き物との接触を無理に増やしたり、過剰にスキンシップを行ったりするのはむしろ逆効果。

人間に触られてストレスを感じると「人間は嫌なもの」という記憶が残ってしまい、その後人間が苦手な猫になってしまいます。

もしコミュニケーションを増やしたいという場合には、まずは猫とどう接すればいいのか、どうすればストレスを与えないのかを学ぶことが必要になります。

また、重要なのは社会化期に多くのコミュニケーションを取ったとしても、すべての猫が人懐っこくなるわけではないということ。

猫にはそれぞれの性格があり、どれだけ社会化期を人間や他の動物と過ごしても、人懐っこくならない性格の子も少なくありません。

それを無理に社交的にしようとしても猫を不安にさせるだけ。

まずは猫の様子をしっかり観察してみましょう。

さらに社会化期の過ごし方は、純血種の猫か保護猫かなどによっても異なります。

現在では原則として生後八週目未満の子猫の売買は禁止されているため、純血種の猫を手元に迎える場合にはすでに社会化期が終了しています。

もしペットショップなどで適切な接触が行われていなければ、そこから新しいしつけをするのは難しいもの。もし社会化期を一緒に過ごしたいなら、信頼できるブリーダーを探すという方法もあります。

一方、保護猫の場合にはいつまで兄弟と一緒に過ごしたかという点が重要になります。

もし子猫の場合、兄弟猫と無理に離さず、いろいろな人と接触させてあげましょう。

もし幼少期にいじめられたなどの経験がある場合、どうしても人間に対して警戒心を抱いてしまうもの。その場合は無理をせず、猫がどうすれば幸せになれるのかを一番に考えてあげましょう。

猫が甘える仕草

猫は気まぐれな生き物ですが、もし甘える仕草を見せたときには思い切り甘えさせてあげることも必要。

猫が甘えたいときには仕草で見分けることができます。

たとえば、甘えたいときの仕草で有名なのは、「喉をゴロゴロ鳴らす」「膝の上に乗って来る」「すり寄って来る」などといったもの。

また、甘噛みしたり、尻尾を立てたり、前足を踏んできたリといった動作も同じように「甘えたい」「構って欲しい」という気持ちを表しています。

飼っている猫がこういった仕草を見せるときには猫との信頼関係を深めるチャンス。

ただし、普段はあまり甘えないというタイプの猫が急に甘えてくる場合、体調が変化している可能性があります。もし不安を感じた場合、動物病院などを受診してみるのもよいかもしれません。

人懐っこい猫と暮らすときのポイントと注意点

人懐っこくいつも甘えてくる猫は可愛いもの。ただし、猫を甘やかしすぎるとどうしても自立ができず、寂しさのあまりストレスを深めてしまうことがあります。では人懐っこい猫と暮らす場合、どのようなことに注意すればよいのでしょうか。

甘えてきたときは、かまってあげて安心させる

すでに述べたように、猫が甘えてくるときには飼い主さんとの信頼関係を深める大きなチャンス。飼い主さんは、ついつい猫を甘やかしすぎているのではと不安に感じることもあるかもしれませんが、もし猫が甘えてきた場合には、かまって安心させてあげましょう。

ある程度かまってあげたあと、猫が離れていくようなら、それは猫が精神的にも肉体的にも健康な証拠です。

留守番ができるようにする

甘えてくる猫は可愛いものですが、留守番ができない、少しの間でも放っておけないということになると、飼い主さんだけでなく猫にとっても困ったことになってしまいます。

この状態は「分離不安症」と呼ばれるもの。分離不安症は猫が飼い主さんに依存しすぎることによって起きるもので、一人になると不安になってストレスが溜まり、様々な問題行動の原因となってしまいます。

そのため、飼い主さんは猫を可愛がるだけでなく、一人でいても安心できるように注意する必要があります。

もし猫があまり甘えてくるようなら、まずは落ち着ける場所を作ってあげましょう。

猫は狭いところや暗いところが好きなので、家の中の静かな場所などに猫専用の場所を作ると、寂しさが薄れて落ち着いて生活することができます。

その場合にはキャットタワーや棚などを居場所にするのも効果的。猫は縦方向の移動を好むため、キャットタワーなどで遊ぶことは本来の生活習慣を取り戻し、ストレスを解消することにもつながります。

もし外出が多いという場合には、帰宅後に過剰に構わないように注意しましょう。

飼い主さんが留守にしている間は静かに生活することができていても、帰って来たとたんに過剰なスキンシップなどを取ると猫が混乱して、別のストレスの原因ともなってしまいます。

休日明けの反動に注意

猫と接するときに気を付けなければならないのが休日明けの反動です。

たとえばゴールデンウィークや夏休みなどは、自宅で猫と一緒に過ごせる時間が長くなり、猫にとっては構ってもらえるチャンスが増加します。

人懐っこく甘えん坊の猫の場合にはとても満足できる時間ですが、休みが終わって再び飼い主さんがいなくなると、休日に甘やかされた反動もあり、急に強い寂しさを感じてしまいます。

このギャップが猫にとっては大きなストレス。

それを避けるためにも、休みであっても猫を構いすぎない、連休の終わりが近くなると意識的に家を空けるようにするなどして猫に急な寂しさを与えないようにしましょう。

人懐っこい猫の種類

猫はその子の性格だけでなく、血統や猫種によっても人懐っこいかそうでないかが異なります。

ラグドール

ラグドールはアメリカ産の長毛種。抱っこされることが好きで、逆に活発に遊んだり、他の猫にちょっかいを出したりすることは少ない猫種です。

穏やかで静かな環境を好み、初対面の人に抱っこされても暴れたり怒ったりすることがありません。

メインクーン

メインクーンは大柄な身体の持ち主です。猫にしては珍しく、初対面の人にも愛想よく振舞ってくれます。

愛らしい仕草も人気があり、猫を飼いたいという人にはおすすめです。

エキゾチックショートヘア

困ったような顔が可愛いエキゾチックショートヘア。おっとりした性格の持ち主ですが、好奇心も持ち合わせていて、人懐っこい猫の代表的な存在です。

アメリカンショートヘアー

人気の高いアメリカンショートヘアーは初心者でも飼いやすい明るく元気な性格です。

初対面でも甘えてくるため、猫を飼った経験が少ない、初めて猫を飼うという方におすすめです。

アビシニアン

美しい毛並みが特徴のアビシニアンは短毛種には珍しく、甘えん坊な猫種です。猫には珍しく、名前を呼べば寄ってきたり、おもちゃを持ってきて一緒に遊ぼうとしたりと、非常に人懐っこく、飼いやすい猫だと言われています。

ペルシャ

人懐っこい猫といえば、まず名前が挙げられるのがペルシャです。非常に穏やかな性格で、猫とのんびり過ごしたいという人には最適の猫種です。

まとめ

人懐っこい性格になるかどうかは、育ちやしつけ、猫種などによって大きく変わります。もし警戒心の強い猫でも、愛情を注いであげることで不安を取り除き、飼い主さんとの信頼関係を築くことができますよ。

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