昭和の面影といっしょに姿を消していく街の喫茶店

昭和姿の喫茶店 カフェ コーヒー

昭和という時代とともに姿を消していったのが「喫茶店」です。平成24年、2012年の統計では、日本全国の喫茶店の軒数は7万454軒です。ピークの昭和56年、1981年には15万4.360軒が営業していました。

2012年の7万軒という数字には、喫茶店を名乗らないドトールやSTARBUCKSなど、新しいかたちであらたに登場したコーヒーショップも含まれていますから、喫茶店の実数はさらに少ないはずです。

日本人の多くは、この喫茶店でコーヒーの味を覚えました。30年ほど昔のサラリーマンは、通勤前に喫茶店に寄ってモーニングサービスで軽い朝食をとり、昼食後は喫茶店に腰をおろして一服するというのが、定型の行動パターンでした。

商談や打ち合わせ、時には会議にも喫茶店が利用されました。喫茶店の主要な客はサラリーマンでしたから、新聞、スポーツ新聞、週刊誌は必須のものでした。さらにもうひとつ、おしぼりというものが喫茶店には欠かせなかったのです。冬なら温かい、夏なら冷やしたおしぼりが出されました。

ウエイトレスが雇われ、店の看板娘が登場して、そのウエイトレス目当てに客が通うということも、けっして少なくなかったのです。どういう女性をウエイトレスに雇うかは、喫茶店にとっては経営上の大きなテーマでした。

ビジネスと同じ程度に、もしくはそれ以上に喫茶店の役割が大きかったのは、デートの場所としてでした。今の日本のコーヒー店では想像もできないことですが、喫茶店で口説いたり口説かれたり、または別れたりが、ごく普通の光景だったのです。日本の男女の物語に、喫茶店という小さな空間が欠かせかった時代があったのです。

喫茶店が減り始めたのは平成のはじめころからです。バブル景気がはじけた時とほぼ同時でした。原因は長期不況、生活環境の変化、少子化などが指摘されています。全日本コーヒー協会の調査では、日本人が1週間にコーヒーを飲む場所は、喫茶店・コーヒーショップが昭和58年、1983年に1.1回でした。平成26年、2014年には0.19回にまで減ってしまっています。

喫茶店の衰退後、日本のコーヒーショップは二極化していると言われています。1杯200円から250程度の低価格のチェーン店と、逆に高級感を売り物にして高価格のコーヒーを提供する高級店のふたつに分化しているとされています。

バブル景気を経て、東京の喫茶店のコーヒー1杯の値段は500円にもなっていました。1杯200円で同程度か、それ以上の味のコーヒーが飲めるチェーン店との勝敗ははっきりとしていました。

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