入門編 スペシャルティコーヒーとコモデティコーヒー

コモデティコーヒー

スペシャルティコーヒーに対するコーヒーとして「コモデティコーヒー」がああります。コモデティ(commodity)とは経済学用語で、産物、商品を意味します。マーケティングの世界では、商品が一般化してほかと差別化できなくなった商品のことを言います。

コモデティコーヒーについては、日本スペシャルティコーヒー協会会長はは次のように定義しています。

「栽培に特別な自然環境条件や技術が必要でなく、その結果として、風味特性やその他の品質に格別特別なものがないため、差別化特性がなく、価格が主たる判断基準になるコーヒー」

これもまた具体的ではありません。この違いを知るには、世界商品であるコーヒー取引の複雑さを知らなければなりません。そこでおおざっぱに言えば、コモデティコーヒーとは商品先物取引で売買されるコーヒーを言います。

コモデティコーヒーは、市場の需給関係で取引され、生産国自身による格付けが価格の基本になります。格付けは生産国によってことなりますから、良い豆もそうではない豆も混ぜられて取引されます。例えばコロンビアという銘柄なら、よい豆もさほど良くない豆も、価格は一緒のものとして市場で売り買いされるとうことです。

複雑なのは、コモデティコーヒーが、必ずしもペシャルティコーヒーに品質が劣るものではない、ということです。同じく日本スペシャルティコーヒー協会会長によると、コモデティコーヒーについて、こう述べています。

「焙煎技術、抽出技術にも差別化特性のないものであれば、最終商品でも価格のみが判断基準にならざるを得ません。このような市場に身を置けば、価格競争に巻き込まれて、消耗戦に陥る危険性があります。このマーケットで生きてゆけるのは、規模の利益を享受できる大手に限られる」

これを日本の米に例えてみましょう。現在、日本の米は需要と供給の関係を基本として、それに生産地、銘柄、また品質によって価格が決定されます。これは米取引の自由化によって可能になったのですが、これによってよい米を生産者はそれに応じた代価を受け取り、消費者も要求する質の米を、それに対応した価格で購入することができます。自由化以前はそうではなかったのです。

スペシャルティコーヒーとコモデティコーヒーの違いはこれに似ています。スペシャルティコーヒーとは、取引上でいえばよいコーヒーの生産者はそれに応じた代金を受け取り、よいコーヒーを求める者もそれに応じた代金を支払うシステムを築く、ということです。

やはり日本の米と同じように、量として取引されるコーヒーは生産者、消費者ともに必要なので、コモデティコーヒーが無くなることはありません。

 

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