入門編 カリタとメリタはどう違う

カリタとメリタ

市販されているペーパードリップの器具には、メリタとカリタというかたちがよく似たふたつと、かたちがすこし異なるハリオという3種類があるのは、店頭で目にするとおりです。メリタとカリタは円錐形という形ばかりでなく、主力商品の素材も白い磁器で、ロゴまでも似ています。

ふたつは同じメーカーが作る異なった製品なのか、それとも違うメーカーが作る同じ製品なのでしょうか。違いがあるのでしょうか。結論から言うと、ふたつはまったく別の会社の製品で、細かな部分が異なります。

開発、発売の時期から言うと、メリタ(Melitta)の方が先になり、1912年にドイツのメリタ・ベンツという婦人が考案したものにはじまります。特許をとって開発を重ね、現在の円錐のかたちにペーパーの濾紙という形を完成させたのは1937年です。はじまりはアパートの一部屋を利用した会社でしたが、現在は世界に販路を広げるコーヒー器具、用品のトップメーカーとなっています。

カリタは日本の株式会社カリタが製造販売するもので、ドリッパーを市場へデビューさせたのは1958年でした。同社もこの商品をきっかけに業績を拡大して、現在は業務用のコーヒーマシンも製造、販売しています。

内側に多くの溝がつくられていることもふたつは同じですが、ひとつだけ目立った違いがあります。それはドリッパーの底に空けてある穴の数です。メリタは穴がひとつですが、カリタは3つがつくられています。これを抽出の効果から言うと、ドリッパー内の湯の滞留時間が、メリタの方が長いということになります。メリタはできるだけ簡単にコーヒーを淹れることを目的にして創業者が考案した製品ですから、この構造は当然とも言えます。

カリタの方が湯の滞留時間が短いということになりますが、湯の量、ドリップの時間を工夫することで、メリタよりも繊細な淹れ方が可能だも言えます。技術の上達次第で、よりネルドリップに近いコーヒーを淹れることができるとされています。その点が受け入れられたのか、日本国内では3っつ穴のカリタが優勢です。

底の形も少し違っていて、互いのペーパーには互換性がありません。スーパーなどで売られているのは、ほとんどカリタに合わせた形のペーパーです。メリタのドリッパーを使う場合は、メリタ製、またはそれに合わせて作られているペーパーを用意する必要があります。

抽出の考え方が違いますから、理想的には使う豆の挽き方も違ってきます。好みを除いて考えると、湯の滞留時間が短いカリタは細挽き、長いカリタは中挽きのコーヒーを使うのが基本になります。

 

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