主なコーヒー豆の特色 アジア・太平洋エリア

アジア太平洋エリアの国々は、コーヒーベルトの真ん中にあり、赤道直下と近辺の国々です。コーヒーの栽培には、暑すぎても寒すぎても適さないのですが、暑い地域でも、標高が上がれば気温は下がります。避暑地などでは、昼間と夜間の温度差が大きいものです。日差しも必要ですが、それはシェードツリーを植えることで防ぐことができます。

アジア・太平洋エリア

この地域は、インドやネパールなどの南アジア、インドネシア共和国やベトナム社会主義共和国などの東南アジア、オーストラリアやアメリカ合衆国のハワイなどの太平洋の国々をいいます。

 

(1)ハワイ・コナ=アメリカ合衆国産

ハワイ島のコーヒー栽培は、ハワイ王国であった19世紀初頭にイギリスからの帰途に立ち寄ったブラジルで、アラビカ種のコーヒーの苗木を入手したことに始まりました。

ハワイ島は、火山地帯で水はけのよい土壌、亜熱帯でありながら高地特有の低い気温、昼夜の温度差、降雨量、雨季と乾季がある、などの栽培条件を備えています。銘柄「ハワイ・コナ」は、農園のあるコナ地区に由来し、ミネラル感に満ちたコクのあるコーヒー豆です。

 

(2)マンデリン=インドネシア共和国産

オランダの植民地時代にコーヒーの苗木が持ち込まれ栽培されるようになりました。インドネシアは1700もの島々からなる国です。赤道直下の熱帯雨林地帯ですが、火山が多く、土質や水はけが良く、降雨量、乾季雨季のあること、高地にある農園の気温は涼しいなど、コーヒー栽培に適しています。

スマトラ島の「マンデリン」は、インドネシアのコーヒーの代名詞となっているほど評価の高いコーヒーです。

 

(3)インディア=インド共和国産

1600年代にインドのババ・ブータンというイスラム巡礼者がアラビアの聖地メッカから、7粒のコーヒーの豆を持ち帰りました。その種の豆を、インド西海岸のマイソールの地へ植えたのがインドコーヒーの最初だといわれています。イギリス植民地時代に紅茶の栽培が盛んになり、紅茶のイメージがありますが、広い国土のインドは、コーヒー生産量も世界でトップテンに入ります。銘柄は「インド」「インディア」などがあります。

ウコンを思わせるスパイシーな香りと、インド特有の深いコクがあります。

 

(4)ベトナム・ロブスタ=ベトナム社会主義共和国産

ベトナムのコーヒー生産量は、現在ではブラジルに次いで世界第2位に浮上してきました。その理由は、スイスの食品会社ネスレが、インスタントコーヒー用の豆を栽培するために援助しているからだといいます。銘柄「ベトナム・ロブスタ」がありますが、ほとんどはインスタントコーヒー用であり、また、ブレンド用です。

 

(5)「雲南コーヒー」=中華人民共和国産

中国の南西部のプーアル茶の一大産地雲南省では、近年になってプーアル農家や煙草農家がコーヒー栽培をはじめるようになりました。広い中国ですが雲南はコーヒーベルトの内側に位置しています。山岳地帯で、コーヒー栽培の条件をすべて備えた地です。そして、雲南省のコーヒー栽培が成功し、生産高が急増したのは、スイスのネスレ社、スターバックス社など大手のコーヒー会社の資本が入ったことも大きな要因です。 

まとめ

近年になって、ベトナムではインスタントコーヒー用のロブスタ種の生産量が急増しました。中国は、有名なプーアル茶の産地でしたが、コーヒー栽培に力を入れはじめています。

かつてはブラジルのように、植民地で低賃金の労働力を賄いながらコーヒー栽培は巨大化してきましたが、現代では、大手コーヒー会社が資本を投入するなど、コーヒー大国への道も様変わりしているようです。

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