ヨーロッパに上陸したコーヒー

上陸

イギリスでは、紅茶の方が先に定着していたように思われていましたが、じつは、コーヒーが先だったのです。

エチオピアで発見されたコーヒーノキの種や苗木は、イスラム教徒によってイエメンに入り、やがて栽培され、コーヒーの効能を知ったヨーロッパの国は、コーヒー豆を輸入するようになります。こうして、アラビア半島に広がったコーヒーは、16世紀になってイギリスやフランスに嗜好品飲料として広がっていきました。その役割の一旦を担っていたのが、コーヒーハウスです。

イギリスに始まったコーヒーハウス

イギリスに入ったコーヒーは、家庭で飲むのではなく、アラビア半島にすでに広がっていた「コーヒーハウス」から始まりました。お酒を飲むパブよりお金をかけずに時間を過ごすことができるし、しかもコーヒーには覚醒作用の効能もありました。「悪魔の飲み物」という反対も初期にはありましたが、コーヒーは徐々に受け入れられていきました。当時は女性禁制でしたから、商談をする人、新聞や雑誌を読む人、政治を語る人たち、偶然に隣り合わせて仲よくなるなど、賑わっていたそうです。

なぜ紅茶でなくコーヒーが先だったのかと言うと、イギリスがインドを植民地化したのは17世紀初頭だからです。世界へ乗り出すにはスペインやポルトガルに後れをとったイギリスでしたが、18世紀から20世紀は「太陽の沈む地はない」といわれる大英帝国を築いていました。紅茶は、自国の植民地のインドで穫れますから安価で、上流階級に根付くだけでなく庶民階級の家庭にまで浸透していきました。

今ではイギリスは、コーヒーではなく紅茶文化を築いた国として有名になっているのではないでしょうか

フランスのカフェオレ

フランスには、17世紀の中頃にオスマン皇帝の使者がコーヒーを、ルイ14世への献上品としたことで、まず上流階級に広まりました。コーヒーハウスも開店され、文人や俳優や批評家や政治家などの集まる活気のある場が生まれました。

当初フランスでは、コーヒーが心身に悪影響を及ぼす飲み物だと言われていました。コーヒーの毒性を消すためにミルクをたっぷり入れた、カフェオレが考案されました。カフェオレには、コーヒーとミルクとの配合具合だとか、ミルクの温度だとか、注ぎ方などに拘りがあるようです。

また、抽出法としてサイフォンを考案しました。

国によって異なる飲み方

イタリアでは、濃く抽出したコーヒーが好まれるようです。エスプレッソと言い、濃い目なので1杯の分量は少なく、デミタスと呼ばれる小型のカップで出されます。現在は、コーヒーメーカーでエスプレッソ専用マシーンもありますので便利になりました。

オーストリアの首都ウイーンでは、ミルクコーヒーですが、コーヒーを注文するとミルクと生クリームが一緒に出されて、自分の好みで飲めるようになっています。この飲み方が生まれたウイーンの地に因んで、ウィンナコーヒーと呼ばれます。

まとめ

16世紀にはコーヒーはヨーロッパにも上陸し、コーヒーハウスが生まれました。そこは人々が集い、憩いの場でもあり談論風発を誘う場にもなっていきました。

時代が変わり「コーヒーハウス」は、喫茶店、コーヒーショップ、カフェ、カフェテラス、ティーハウス、ティールームなど様々な名で呼ばれるようになりましたが、いずれも、コーヒーや紅茶を飲むお店であり、若者から老人までの大切な出会いの場であることは変わりません。

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