ベートーベンと60粒のコーヒー豆

ベートーベンと60粒のコーヒー豆

「コーヒーカンタータ」を作曲したJ・S・バッハがコーヒー好きだったことはよく知られていますが、バッハと並び称される大作曲家、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーベン(1770年〜1827年)もコーヒー好きでした。

ベートーベンは毎朝コーヒーを飲んでいましたが、自分で豆を挽いて、自分の手でコーヒーを淹れていました。コーヒー1杯に使う豆の数は、きっちり60粒でした。

来客にふるまうときは、60粒であることを確かめるために、数え直しをしていました。なぜ60粒なのか、こだわりの理由はわかっていません。60粒のコーヒー豆をグラインドするとちょうど10グラムになり、現在のコーヒー1杯の標準的な量と一致するそうです。

ベートーベンが作曲家として活躍したのはオーストリアのウイーンでした。当時のウイーンはロンドン、パリと並んでカフェが大繁栄した町でした。人々がコーヒーを飲むのはカフェを利用するのがほとんどでした。器具も未発達で、自分でコーヒーを抽出しようとする人間はまだまれな時代です。

おそらくベートーベンはカフェでコーヒー豆を入手していたでしょうが、毎朝、トルコ式のグラインダーで豆を挽いていました。抽出の器具も自ら工夫して使っていたようです。ベートーベンの家を訪れたある人物が、「コーヒーは彼がみずからが最近考案したコーヒー沸かしで淹れ」と残しています。こうなると、たんなるコーヒー好きというよりもマニアです。

トルコ式のグラインダーというのは、円筒型、手回しのグラインダーで、現在もコーヒー用品店で売られています。当時のウイーンのコーヒーはトルコのコーヒーの影響が強く残っていました。この型のグラインダーは、ベートーベンが愛用したことから「ベートーベン・グラインダー」とも通称されています。

しかしベートーベンの抽出の器具はガラス製だったとされていますから、コーヒー豆を入れた湯を直火にかける、今で言うトルコ式コーヒーではなかったようです。

ベートーベンは嗜好品としてよりも、むしろ強壮剤としてコーヒーを愛飲していたようです。それが毎朝、きっちり60粒のコーヒー豆にこだわった理由かもしれません。

バッハの「コーヒー・カンタータ」のように、ベートーベンにはコーヒーをテーマにした曲はありません。しかしコーヒーを飲むことはベートーベンの朝の儀式のようなものでしたから、「運命」「英雄」など10大交響曲をはじめとした数々の名曲は、毎朝のコーヒーを飲んだ後に作曲されていたことは間違いがありません。

 

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