ブラジルに次ぐコーヒーの生産国はどこ

ベトナムのコーヒー

世界でコーヒーの生産量がもっとも多い国はどこか。それがブラジルであることは容易に想像ができるしょう。では第2位の国は? すぐに分かる人は少ないのではないでしょうか。

意外な国です。第2位はベトナムです。もっとも近い統計では、ブラジルの年間生産量は297万トン、ベトナムが175万5000トンです。3位はコロンビアですが、72万トンとなり、ベトナムの半分以下です。この統計の年度ではベトナムのコーヒーは世界の全生産量の20パーセントを占めています。ロブスタ種に限るとブラジルを抜いて1位です。

ベトナムのコーヒー栽培の歴史を見てみましょう。1862年、激しい抵抗運動の末にベトナムはフランスの植民地となりました。この時からベトナムのコーヒー栽培がはじまります。それはプランテーション方式という栽培方法でした。プランテーションとは、植民地の本国、ベトナムの場合フランスの資本が大規模な農地を取得して、現地の安い労働力を使って単一の作物を栽培するというスタイルです。欧米の植民地政策の代表的なものでした。収穫された農産物は輸出され、その利益は植民地ではなく本国が得ます。

独立戦争をへて、ベトナムは1952年に独立しますが、そのあとにベトナム戦争が続きます。これに勝利して名実ともにベトナムが独立を果たすのは1976年ですが、戦争の間もコーヒーの栽培は続けられていました。

独立後は国策でコーヒー栽培の拡大が進み、倍々ゲームで生産量が伸びていきます。1980年代に世界で42位だった生産量は、21世紀を迎えると2位に躍り出たのです。

ところが金額ベースとなると、ベトナムのコーヒーが占める金額は世界市場の2パーセントにすぎません。理由は未加工の生豆の状態で出荷、輸出をしているからです。輸出先は欧米ですが、ほとんどすべてがインスタント・コーヒー用です。また植民地時代からの伝統で、栽培種はアラビカ種より安価で取引されるロブスタ種です。プランテーション以来、同じ土地で栽培を続けているのために土地が痩せてしまったという問題もあります。栽培技術の未熟さも指摘されています。

一方、ベトナム人のコーヒー好きは世界でもきわだっていて、ホーチミンやハノイなどの都市の街角にはいたるところにカフェがあります。コーヒー好きは都市も田舎も変わりがなく、日本人が緑茶を飲む感覚だと言われます。

国民がコーヒー好きで、熱帯、亜熱帯の高地が多いベトナムは質のよい豆を生産する潜在力があります。ベトナム政府もコーヒーの品質の向上に取り組みはじめました。ブランドイメージの向上をはかり、まずは関係者の意識改革からと、生産地でコーヒーフェスティバルを開催したりしています。アラビカ種の栽培もはじまり、加工技術も進歩して、焙煎した豆や加工品の輸出も始まりました。

 

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