コーヒーはどこで作られどこで消費されるのか。珈琲と政治の話

政治

世界でもっともコーヒーを消費している国はアメリカであり、アメリカドラマでもコーヒーを飲むシーンというのはおなじみでしょう。
最近では健康などの観点から紅茶の消費に押されているのですが、やはりコーヒーを大量に消費する国家であることは変わりありません。
それでは「一人当たりのコーヒー消費量」もアメリカか?と言われるとそうではありません。

 

世界で最もコーヒーを消費?する「ルクセンブルク」

 統計上、一人当たりのコーヒー消費量が一番多い国は「ルクセンブルク」です。
 ルクセンブルクはベルギー、ドイツ、フランスに囲まれるヨーロッパの小国で国土の広さ的には沖縄県と同じ位の大きさです。主な産業は鉄鋼業を中心とする産業と金融、そして情報通信に力を入れており、一次産業としてはワインやチョコレートが有名な国ですが規模としてはそこまで大きくはありません。
 それではなぜそんな国でコーヒーの消費量が世界一位となっているのか、と言うと税金の関係からです。
 ルクセンブルクは政策として非常に低い税率を引いていますし、EU加盟国なので近隣の国との行き来が簡単です。そこで週末などに税率が低いルクセンブルクで買い物をしにくる外国人や観光客が多く、これがコーヒーの個人辺り消費量を押し上げているのです。

 

それではコーヒーの生産はどこでおこなわれているのか?

 そう言ったわけでヨーロッパやアメリカなどで消費されているコーヒーですが、世界で一番コーヒーの生産が行われているのはブラジルで、世界の消費量の内三割近くを清算しています。
 ブラジルはかつてポルトガルの植民地でしたが、18世紀には独立しブラジル帝国となります。その後国内で行われていたサトウキビのプランテーションがコーヒに変わり、今となってはブラジル経済とは切っても切り離せない存在となっています。
 そして二位にはベトナムがランクインしているのですが、これはフランス植民地時代に持ち込まれたコーヒーが元となっています。
 このようにコーヒーの生産というのはかつての欧米諸国からの植民地時代の名残という部分も大きく、生産量が多い国だからと言っても消費量が多いわけではないという現実もあります。

 

なぜ植民地で生産したのか?コーヒーベルトの話

 それではなぜ欧米は植民地でコーヒーの生産を行ったのでしょうか?
 それはコーヒーノキの特徴に関わる問題があります。
 コーヒーノキは植えてから数年たたないと実がつかないのですが、寒さに非常に弱く気温が0℃を下回ると枯れてしまう植物です。また育てるにはそれなりの降水量が必要です。
 なので「一年中暖かく水が豊富な地域」である赤道直下に近い国ではないと産業としての栽培は非常に難しいのです。その為、ほとんどの欧米の国では商業的な生産は出来ません。
 その為主な生産国は赤道を中心として北緯25から南緯25度までの熱帯に集中しており、この一帯を「コーヒーベルト」という名前で呼んでいます。

コーヒーというのは日常で気楽に楽しめる嗜好品ですが、経済や政治かつての歴史などが重なり合って出来ている作物でもあります。
楽しむだけであれば特に知る必要はない知識ですが、自分の手元にいっぱいのコーヒーが届くまでどのような歴史や経路で来たのか、というのを知るのはとても面白い事なので興味があれば調べてみる事をお勧めします。

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