コーヒーの生産地 アフリカ・中東エリア

アフリカ

コーヒーの発祥の地とされるエチオピアには、次のような伝説があります。

エチオピアの山羊飼いの少年カルディは、ある夜、ヤギたちが、妙に興奮して飛んだり跳ねたりしていることに気づきました。そのヤギたちは、山中の木に生っている赤い実を食べていたのです。カルディも食べてみたところ、元気がでて毎日の仕事が楽しくなりました。ある時、カルディはイスラムの僧侶に、この不思議な赤い実の話をしました。すると僧侶は、赤い実を食べているヤギたちの様子を確かめると、その赤い実を摘んで持ち帰り、煮出した汁を僧院の僧侶たちに飲ませました。僧侶たちは、勤行の間も眠気はなくなり爽やかな気分で修行に励んだといいます。やがて、その薬効が人々の間に広まっていったという説です。

ヤギとカルディと僧侶たちが食べたのは、アラビカ種という、コーヒーノキという植物の赤い実でした。

 エチオピアのモカ

エチオピア連邦民主共和国は、イタリアの占領下に5年ほどありましたが、アフリカで唯一植民地にならなかったアフリカ最古の独立国です。

アフリカの東に位置し北回帰線の熱帯地域ですが、国土の大部分がエチオピア高原で、年間の平均気温が15度前後という気候をふくめ、日照、降雨量、土壌のすべてがコーヒー栽培に適した生育条件を備えた大地です。

エチオピアのコーヒーは伝説にあるようにアラビカ種で、独特な酸味とバランスの良い味が特徴です。古くは、イエメンのモカ港に集積して出荷され、イエメン産のアラビアン・モカと区別するために、エチオピアのモカを「モカ・ハラー」「モカ・シダモ」など、産地の名を冠して呼ばれることも多いようです。2種類のモカと「イリガチェフ」を合わせて、エチオピアの三大ブランドといわれています。

イエメンのモカ・マタリ

イエメン共和国は、長い紛争の後、1990年に独立国となりました。中東のアラビア半島の南端にあり、紅海(スエズ湾)の入り口に位置しています。イエメンはコーヒーの産地としても有名ですが、モカ港が、コーヒーの集積地として出荷港として有名です。その「モカ」を冠した「モカ・マタリ」はアラビアン・モカと呼ばれ、強い香味、特に酸味が特徴をもつイエメン産の最高級銘柄です。

タンザニアのキリマンジャロ

タンザニア共和国は、1969年に独立したイギリス加盟国です。アフリカの東に位置し、ケニア、ウガンダ、ルワンダ、モザンビークなどと国境を接しています。タンザニアにはアフリカ最高峰のキリマンジャロがそびえる高原地帯があり、コーヒー栽培は一大産業となっています。

キリマンジャロの銘柄は日本での呼称ですが、強い酸味とコクを特徴とした、世界でも人気のコーヒーです。

ケニア

ケニア共和国はイギリス連邦加盟国で、東アフリカに位置し、北にエチオピア、西にウガンダ、南にタンザニア、東にソマリアと国境を接しています。赤道直下ですが、国土の大部分が高原となっているため年間平均気温が19℃の乾燥した高原サバンナ地帯は、コーヒーに適した条件を備えていて、アラビカ種を古くから栽培しているアフリカ有数のコーヒー生産国です。銘柄は「ケニア」と呼ばれています。

ケニアの豆は、甘みとコクが強く苦みは柔らかで、爽やかな香りとフルーツのようなさっぱりとした酸味が特徴です。

まとめ

アフリカのコーヒーは、コーヒー発祥の地のエチオピアのような古くから栽培している国と、ケニアのような後発国にわかれます。しかしアフリカは、熱帯や亜熱帯にあるのでコーヒー栽培は無縁のように思われますが、実際には、エチオピアもタンザニアもケニアも高原地帯が多く、気候は決して暑いばかりではなく、雨季や乾季もあり、水はけのよい土壌に恵まれています。

アフリカは、まだ栽培の可能性を秘めた大地があると、期待されている地帯です。

人気の通信教育はこちら

未経験から目指す。コーヒーのスペシャリスト。
カフェ資格

カフェ・コーヒー
W資格取得講座

入学金無料 分割払い可能 初心者OK 安心の受講期間 質疑無制限 カリキュラム自由設定

カフェ珈琲資料 カフェコーヒー

本格的な紅茶を、楽しみながら学べる。
紅茶資格

紅茶・tea
W資格取得講座

入学金無料 分割払い可能 初心者OK 安心の受講期間 質疑無制限 カリキュラム自由設定

紅茶資料 紅茶

少しでも気になったら… 無料資料請求!!
人気の通信教育
更に今ならっ!!
資料請求された方全員に
通信講座徹底ガイド本
もれなくプレゼント!!
通信講座の資料
ページトップへ戻る