コーヒーの生産地 アジア・太平洋エリア

アジア

紅茶や烏龍茶など発酵茶のイメージの強いインド、中国、ベトナムですが、今ではコーヒー栽培でも輸出大国になっています。

エチオピア高原にルーツをもつコーヒーノキは、ヨーロッパへ渡り、ヨーロッパの植民地主義の世界戦略とともに、コーヒーの種やコーヒーの苗木は、植民地化したアジアの国々へ持ち込まれて栽培されるようになりました。

ヨーロッパにとっては、自国の植民地で収穫したコーヒー豆ですから、当然原価は安くなります。こうしてヨーロッパ本国では、高価であったコーヒーが庶民にも手の届く飲み物になっていき、それにつれて、コーヒー市場も拡大されていきました。

ヨーロッパからインドへ

インドに、最初にコーヒーノキの種をもたらしたのは、1665年、イスラム教巡礼者ババ・ブータンがイエメンからインド南海岸のマイソールへ持ち帰った時だと伝えられています。アラビカ種でした。

インドでコーヒー栽培が盛んになるのは、イギリスの植民地になってからです。銘柄の「プランテーション」とは、原住民や移民の安い労働力を使って栽培する大規模農園のことですが、現代では、単に大規模農園を呼ぶこともあります。

コーヒーは主に南部地方の標高1000m~1500mの高原で大規模なプランテーションで栽培されます。銘柄は、一般的に「インド」と呼ばれていますが、「インド プランテーションA」とか「プランテーションAA」など、格付けを表す等級と一緒に表記され、「AA(ダブルエー)」は、豆の大きさを表し、最も大きな部類となります。格付けは最高ランクです。

 インドネシア――マンデリン

インドネシアはオランダの植民地でした。1696年、オランダ人がインド南西岸のマラバルからコーヒーノキの苗木をオランダ領インド諸島(ジャワ島)へ持ち込みましたが、洪水のために全滅してしまいました。そして1699年、2回目のコーヒーの苗木が再び同じインドの地から、ジャワ島へ運び込まれました。この苗木が、オランダ領東インド諸島のすべてのアラビカ種コーヒーノキの先祖となり、世界第4位のコーヒー生産国となりました。

スマトラ島ではアラビカ種の「マンデリン」の銘柄が最高級品として有名です。独特の苦みと風味があり、なめらかな味と濃厚なコクが特徴です。

また、ジャワ島には「ジャワロブスタ」の銘柄があり、ストレートで飲むのではなく、ブレンドに使用されます。ます。

ベトナム――フランス式の飲み方

ベトナムは、フランス植民地であった時代の19世紀にコーヒーが持ち込まれて、アンナン山脈とメコン川の間にある、栽培に適した気候の高原地帯でコーヒー栽培も始められていました。

大部分がインスタントコーヒー用のロブスタ種(カネフォラ種)で、高級品のアラビカ種の生産も始められるようになり、近年急激に生産量を伸ばしているコーヒー生産国です。

ベトナムコーヒーは、植民地支配を受けたフランスの手法を取り入れたもので、あらかじめ練乳を入れたグラスに直接金属製のドリッパーを置いてお湯を注ぐ独特の飲用スタイルです。

 まとめ

インドもインドネシアもベトナムも、コーヒーがもたらされコーヒー栽培国になったのは、19世紀に始まったイギリスやオランダやフランスなどヨーロッパの列強による植民地政策によってでした。

しかし、コーヒーノキの種や苗木がもたらされた国のコーヒーには、それぞれに味の違いがあるようです。コーヒーベルトは、同じ熱帯・亜熱帯の地域でコーヒーの生育条件を備えた高原地帯や高地ですが、もしかしたら、空気そのものが微妙な風味を添えるのかもしれません。

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