アイスコーヒーは日本オリジナルのコーヒー

アイスコーヒー

夏になると、日本ではアイスコーヒーを当たり前に飲みます。しかし、欧米、たとえばアメリカのカフェに入ってアイスコーヒーを注文しても意味が通じないか、よくてもまったく違うものが運ばれてくるかです。

英語に詳しい方はよくおわかりでしょうが、アイスコーヒーという言葉そのものが英語としてはおかしいのです。iced coffeeが正しいのですが、アメリカのカフェでiced coffeeと注文しても、アイスコーヒーが運ばれてくることはありません。そもそもそういうコーヒーの飲み方がアメリカにもヨーロッパにもないのです。

日本の夏は湿気が多く、冷やしたコーヒーが自然に求められたと説明されることがあります。逆に欧米にはなぜアイスコーヒーが無いのでしょうか。これについては、衛生面の不安がある、日本のように水が良くない、などいろいろな解説があります。もっとも妥当だと思われるのは、熱い湯で淹れたコーヒーをわざわざ冷やして飲むという発想がない! という説です。焼いて作ったパンをもう一度焼くのは愚かだとして、フランス人がトーストを認めないのと同じ心理かもしれません。

日本以外でただひとつ、冷たいコーヒーを飲む習慣がある国があります、それはベトナムです。「カフェ・ナウ・ダー」という飲料で、ハノイやホーチミンの喫茶店では欠かせないメニューです。ただし、日本のアイスコーヒーとはかなりちがいます。濃くて苦いベトナムコーヒーとコンデンスミルクが運ばれてくるのは温かいコーヒーと同じで、これに大きな氷が入ったグラスが付いてきます。冷たく仕上げるのは客、というわけです。

最近はアメリカの『スターバックス』でも氷で冷やしたコーヒーをメニューに加えたそうですが、これが日本のアイスコーヒーの影響を受けたメニューであることは容易に想像できます。

日本では街の喫茶店を舞台に、アイスコーヒーに適した豆を研究するなど、独自の工夫を重ねてきました。いったい、いつごろからアイスコーヒーは飲まれていたのでしょうか。戦前からあったという説もありますが、効率的な冷却装置である電気冷蔵庫が飲食店に普及してから、と考えるの妥当でしょう。とすると、早くても昭和30年代ではないでしょうか。

アイスコーヒーという言葉については、日本国内でも問題がありました。すこし昔は、関西ではアイスコーヒーという言葉が通じなかったのです。喫茶店では「れーこ」と注文したのです。「冷やした」「冷却した」コーヒーを略した言葉だとされています。しかし「れーこ」という言葉も使われなくなってしまい、今は関東と同じくアイスコーヒーと呼ぶようになりました。

 

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