初心者でも簡単!プランターで手軽に作れる野菜について

初心者でも簡単!プランターで手軽に作れる野菜について

マンションのベランダでもプランターを使えば簡単にベランダ菜園が楽しめます。ベランダ菜園を成功させるポイントは、どのような野菜を育てるか。野菜作りは難しいというイメージがありますが、野菜の種類によっては初心者でも簡単に野菜を収穫することができます。今回はプランターで手軽に作れる野菜についてご紹介します。

プランターでできる野菜

プランターで楽しめるベランダ菜園を始めてみたいという方も多いかもしれません。ベランダ菜園を始めるとき、まず決めておきたいのがどのような野菜を育てるのかということです。

最初にプランターで育てるのが難しい野菜を選んでしまうと、なかなか野菜が実らずに、ベランダ菜園が楽しめなくなってしまうもの。そのため、最初は育てやすい野菜を選ぶことが重要になります。

では、どのような野菜ならベランダのプランターでも簡単に育てることができるのでしょうか。

野菜選びのポイント

ベランダのプランターでも育てやすい野菜を選ぶためには、プランターと畑の違いを知っておくことが必要になります。

まずプランターと畑の大きな違いは、土の量。畑には多くの土がありますが、プランターは限られた土で野菜を育てるもの。そのため、どうしても野菜の大きさは小さめになりがち。そのため、高さが収穫量に直結するタイプの野菜だと、どうしても少ない量しか取れないことに。

また、土の中で根が大きくなるタイプの野菜も、根が深く伸びることで収穫量が増えるもの。しかしプランターでは深さに限度があるため、実が小さくなったり、取れる量が少なくなったりすることも。

逆にプランターの場合には、畑とは違うメリットもあります。それはプランターを動かせるということ。畑の場合、日射量をコントロールすることはできませんが、プランターの場合には、季節や時間帯によってプランターを日当たりのよい場所に移動させることで、畑よりもより多い日光を野菜に当てることができます。

また、雨や風の場合にも、畑では逃げることができませんが、プランターは室内に移動させることで、風雨による被害を防ぐことができます。

このようにプランターの特徴を理解することで、畑にも負けない質や量の野菜を収穫することができます。

このような特徴を踏まえた場合、ベランダのプランターを使って育てられる野菜には、おすすめの種類があります。

プランター栽培といえば「ミニトマト」

プランター栽培の初心者におすすめしたいのがミニトマトです。ミニトマトはプランター栽培の定番と言える存在。初心者にとっても簡単ですが、たくさん収穫するためにはいくつかのポイントがあります。

ミニトマトの植え付け時期

ミニトマトの植え付けは、気温が上昇し始める四月から五月ごろが最適と言われています。といっても、これは関東などを基準にしています。お住まいの地域の温度などに注意しながら植え付けを行いましょう。

ミニトマトに必要なプランターのサイズと必要なグッズ

ミニトマトは意外に深くまで根っこを伸ばす植物です。そのため、プランターは深型でできるだけ土が多く入るものがよいでしょう。

土は一般的な野菜用の培養土が便利です。ただし、ミニトマト専用の土も販売されているため、ミニトマトだけを育てたいという人の場合にはこちらも便利です。

また、ミニトマトを育てるときに欠かせないのが「支柱」。まず、ミニトマトの苗が小さいときのために、75センチ程度の支柱が必要になります。この支柱を植え付けた苗から少し離れたところに設置して、ヒモなどでミニトマトの苗を固定します。

この支柱はミニトマトの成長に合わせて、より高いものが必要になります。そのため、高さを変えられるものを用意しておくとよいでしょう。なお、収穫の前になったら、支柱を複数組み合わせて、倒れないようにするとよいでしょう。

ミニトマトの苗の選び方と植え方

ミニトマトの苗は、緑の色が濃く、葉が厚いものがベストです。また、つぼみや花がついているものを選びましょう。ミニトマトの場合、肥料が多すぎるとつぼみや花ができないまま、茎だけが高くなってしまうものがあります。そうすると実を収穫することができなくなってしまうため、苗の段階からきちんとつぼみや花ができるものかどうかを確認しましょう。

購入した苗は、植え付ける前にしっかり水を吸わせておきます。その後、プランターに土を入れて、苗が入る穴をあけて、形を崩さないように植え付けます。その後、しっかり支柱で茎を支えておくと、強風でも倒れることがありません。ただし、ヒモはあまり強く縛りすぎないようにしましょう。

ミニトマト作りに欠かせないわき芽かき

ミニトマトを育てていると、葉の茎から小さな「わき芽」が出てきます。この芽をそのままにしておくと、栄養が行き届かずトマトが収穫できないため、わき芽を取り除く「わき芽かき」を行う必要があります。

わき芽かきを行うときは、傷から細菌が入らないように消毒したハサミを使い、天気のよい日に行いましょう。

美味しいミニトマトを作るための、追肥と水やりの注意点

トマトは栄養をやり過ぎると実ができなくなってしまいます。追肥を行うのはトマトの実が出来たときから二週間に一度程度を目安にしましょう。

また、水は土がしっかり乾くまで我慢して、たっぷり行うのがよいでしょう。

なお、ミニトマトの収穫は下から順に行うと、長く収穫が楽しむことができます。

すぐに収穫したい人向け「ラディッシュ」

ベランダ菜園でもできるだけ早く実を収穫したいという方におすすめの野菜がラディッシュです。ラディッシュは種をまいてから約一か月程度で収穫を行うことができます。

ラディッシュの種まき時期

ラディッシュの種まきは四月から五月、または九月から十月がベストです。春に種まきをする場合には三月でも構いませんが、発芽までにはやや時間が必要になります。

ラディッシュに適したプランターサイズと必要なグッズ

ラディッシュは収穫までの期間が短いことから、プランターに直接種をまくことがおすすめ。生命力の強い植物なので、小さな鉢でも育てることができます。

もし寒冷地で育てるときには寒冷紗の使用がおすすめ。寒冷紗は通気性の良い布で、防虫や防寒対策に使用することができます。

種の撒き方

ラディッシュの種をまくときには、約1センチほどの溝を作り、1センチ程度の間隔で種をまいていく「すじまき」がよいでしょう。

種をまいた後は発芽まで約1週間程度が必要になりますが、それまでの間は土が乾燥しないように注意しましょう。また、勢いよく水をやり過ぎると、種が流れてしまうことがあります。できるだけ優しく水を与えるか、霧吹きなどを使用するのも良い方法です。

ラディッシュ作りに欠かせない間引き

ラディッシュは土の中に実ができますが、隣の株との距離が近すぎる場合、実が大きくなることができません。

そのときに必要になるのが間引き。適切な感覚を保つように、成長の遅いものや葉の勢いがないものを選んで取り除きましょう。

また、間引きをした後は根がむき出しになってしまうことがあるため、その部分にも土をかぶせておくことを忘れないように。

間引きしたラディッシュは、ベビーリーフとして楽しむことができます。捨てることなく、サラダなどにして楽しみましょう。

収穫した後もすぐに種を撒けば、また育てられる

ラディッシュは成長の速度が速いため、収穫したあとも同じように種をまくことで、再び収穫を楽しむことができます。春の場合、五月下旬ごろまで種まきが可能なので、三月に最初の種をまくと、約三回程度収穫、ラディッシュを楽しめます。

失敗なしで自家製サラダを楽しむ「ベビーリーフ」

サラダとして楽しめるベビーリーフも初心者におすすめの野菜です。ベビーリーフは数種類の植物の幼葉の総称ですが、自分でブレンドすることも、ミックスした種を購入することもできます。

ベビーリーフに適したプランターサイズと必要なグッズ

ベビーリーフは成長までの期間が短いため、小型のプランターでも育てることができます。

種をまくときには、種類によってまき方が異なるため、パッケージなどを参考にするとよいでしょう。

長く収穫を楽しめる「追い撒き」のススメ

ベビーリーフの種が発芽しない場合、「追い撒き」がおすすめです。「追い撒き」とは、発芽しなかった場所にもう一度種をまくことで、「追い撒き」を行うことで、より長い期間ベビーリーフを楽しむことができます。

葉を大きく育てるために欠かせない間引き

ベビーリーフの種が順調に発芽すると、株が密集した状態になってしまうため、間引きが必要になります。

間引きをするともったいないと思う方もいらっしゃいますが、間引いたものもサラダなどで楽しむことができます。

収穫

ベビーリーフは大きくなりすぎると苦味が強くなるため、早めの収穫がおすすめ。もし苦味が強いものが好きという場合には、好みの大きさや固さを確認してから収穫を行うのがよいでしょう。

欲しい時だけいつでも収穫できる「青しそ」

ベランダ菜園の野菜で人気なのが「青しそ」です。ベランダで青しそを育てておくと、料理の薬味など必要なときに必要な分だけ収穫して楽しむことができます。

青しその種まき時期

青しその種まきは四月上旬から六月上旬、苗で育てる場合には五月上旬から七月上旬までがおすすめです。

なお、青しその根は浅い部分に張るため、小型や中型のプランターを使用するのがよいでしょう。その際は、プランターのふちまで土を入れると水やりをしたときに土が流れ出してしまうため、八分程度に抑えるのがよいでしょう。

種の撒き方

青しその種は気温が高くならないと発芽しないため、ある程度気温が安定してからがおすすめ。

種をまくときには、くぼみをつけた場所に数粒種をまき、薄く土をかぶせましょう。青しその種は発芽に光が必要になるため、あまり土をかぶせると、発芽することができません。種をまいたあとは、土の表面が乾燥しないように注意しましょう。土に水をやると種が流れてしまうこともあるため、表面を濡れた新聞などで覆っておくという方法もあります。

間引きと、間引いた芽の美味しい食べ方

青しその栽培にも間引きは欠かせません。青しその間引きは芽が出て葉が一枚から二枚になったころに行います。このとき、葉同士が触らないような間隔に注意するとよいでしょう。

なお、青しその小さな葉は「芽紫蘇」、つぼみは「穂紫蘇」として楽しむことができます。

摘心で収穫量を増やす

青しそは枝を分けて成長させる摘心を行うことでより収穫量を増やすことができます。

青しそがある程度の大きさになったら、茎を切断することで、茎が左右に枝分かれします。

摘心を行うときには、葉の付け根の新しい芽の部分を残すように注意しましょう。

なお、収穫した青しそはそうめんや刺身に添えて夏中楽しむことができます。

1ヶ月程度で収穫できる「小松菜」

小松菜というと、ちょっと難しそうな野菜というイメージを持っているかもしれませんが、実はベランダでの栽培に適しています。高温や低温にも強いため、初心者にはぜひおすすめの野菜です。

小松菜の種まき時期

小松菜は春に種をまく春まきとから秋に種をまく秋まきなど、長期間にわたって楽しむことができます。特に秋まきは、葉が柔らかく、甘さを楽しむことができると言われています。春まきの場合には、種まきは三月から、秋まきの場合は九月下旬からが目安になります。

なお、使用するプランターは深さ15センチから20センチ程度のものがよいでしょう。

種の撒き方

小松菜は苗よりも種から育てるのが一般的な野菜です。小松菜の種をまくときには、深さ1センチ程度の溝を作り、そこに1センチ間隔で種をまいていきます。

種をまき終わったら、土を軽くかぶせて手で上から押さえたあと、プランターの鉢底から流れるまでしっかりと水を与えます。

種をまいた後は、風通しがよく、日当たりのある場所に置いておきます。

なお、春から夏に育てるときには、アブラムシなどがついてしまうことも。それを避けるためにも、種を巻いたら支柱などを立てて、防虫ネットなどを使って害虫対策を行うとよいでしょう。

間引きと追肥のタイミング

小松菜は種をまいたあと、通常では三日から四日程度で発芽します。その後、株同士が混雑している場合には間引きを行う必要があります。目安は最初の双葉が開いたタイミング。

それぞれの株の間が3センチ程度の間隔が開くように、成長の遅い株を取り除いていきます。間引きをした後は、毎日しっかりと水を与えるます。また、間引きをすると根が露出してしまうことがあるため、しっかり土を寄せてあげましょう。特に夏場は夜間も乾燥しがちなので、根が傷つかないように注意しましょう。

最初の間引きから一週間程度が経過したら、追肥を行います。その後は二週間に一度を目安に追肥を行いましょう。

さらに葉が八枚程度になったらもう一度間引きを行います。このとき取り除いた株は食べることができるので、捨ててしまわないように注意しましょう。

収穫

小松菜は高さが約二十センチになったら収穫するタイミングです。収穫するときには株の根本をハサミで切るか、株を根から引き抜いて収穫を行います。このとき、隣の根が傷ついてしまうこともあるため、しっかりと間引きをしておく必要があります。

なお、小松菜は大きくなりすぎると味が悪くなり、葉も固くなってしまうため、タイミングを逃さないように収穫することがおすすめです。

初心者が気をつけたいポイント

プランターで野菜を栽培するときには、野菜の種類だけでなく、いくつか注意したいポイントがあります。

苗の選び方

苗から野菜を育てるとき、まず重要になるのが苗の選び方です。よい苗をしっかり選ぶことで収穫の量と質をアップさせることができます。

苗を選ぶときにまず知っておきたいのが、苗の種類。苗には種から育てられた実生苗と、接ぎ木で生まれた接木苗の二種類があります。

実生苗の特徴はリーズナブルであるということ。そのため、手に入れやすいというメリットがありますが、接木苗に比べると生育の速度が遅く、病気にかかりやすいというデメリットがあります。

一方の接木苗は、品種改良によって病害虫に強い品種に接木されたもの。そのため、病害虫に強いだけでなく、収穫期間が長いため、野菜を長期間楽しむことができます。

それでは、実際に苗を選ぶときにはどのような点に注意すればよいのでしょうか。

苗を選ぶときにチェックしておきたいポイントは、根と葉。根がしっかりしているものや葉が多いものは、植え替えてからも大きく成長することが期待できます。

また、一つ一つの葉も厚みがあって色が濃いものがよいでしょう。

逆に葉が黄色くなっているものや斑点が浮いているもの、すでに虫がついているものは避けた方が無難です。

また、根詰まりを起こしている苗も避けたほうがよいでしょう。

土の選び方

野菜を育てるときには土も重要な存在です。土の種類は野菜によって異なりますが、初心者にはなかなか難しいもの。

そんなときには、野菜専用の培養土を利用しましょう。培養土は複数の土や肥料をブレンドしたもので、ほとんどの野菜に使用できます。

その際には、花用のものではなく野菜用を選ぶこと。

野菜専用のものは、腐葉土などを中心に、野菜を成長させるために必要なミネラルや微生物が含まれています。

また、土と同じように肥料も野菜を育てるためには重要です。

肥料には、苗や種を土に植えるときに混ぜ込む元肥と、後から成長の様子を見ながら足していく追肥の二種類があります。

もし培養土を利用する場合、すでに肥料が入っているため元肥は不要ですが、水をやっているうちに肥料の成分はプランターの底から流れ出してしまうため、ある程度の時間が経過した後は追肥を上げる必要があります。

追肥には固形のものや液体のものなど様々な種類がありますが、水で薄めて使うタイプの追肥が便利です。

というのも、水で薄めて使用するタイプのものは、植物の根から吸い上げられ肥料として役立ちますが、不要のものは水とともにプランターの底から排出されるため、肥料をやりすぎる心配がありません。

水やりのポイント

プランターで野菜を育てるときには水やりは欠かすことができません。特にプランターの場合、土の表面が乾きやすいため、土が乾いている場合には、鉢の底から水が流れ出すようにしっかりと水分を与えることが重要です。

水やりを行うときには午前中がよいでしょう。というのも、植物は午前中がもっとも活発に活動する時間帯。この時間に水を上げると、土の中の酸素や養分とともにしっかりと水を吸収することができます。

逆に午後以降に水を上げても水分を吸い上げることができないだけでなく、残った水分によって土の中が過湿状態になってしまったり、土の温度が上がりすぎて根が傷む原因になってしまうことがあります。

まとめ

限られたスペースと日当たりしかないマンションのベランダでも、野菜の種類をきちんと選べば美味しい野菜を収穫することができます。ベランダ菜園を始めてみたいという方は、まずご紹介した野菜からスタートしてみるのはいかがでしょうか。

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