グリーンカーテンにも!ゴーヤのベランダ栽培

グリーンカーテンにも!ゴーヤのベランダ栽培

ゴーヤは成長が早くベランダでの栽培もおすすめの野菜。収穫して楽しむだけでなく、日光を遮るグリーンカーテンとしても役立ってくれます。今回はゴーヤのベランダ栽培の方法についてご紹介します。

ベランダ菜園でゴーヤを育てる

沖縄の野菜として知られているゴーヤはもともと東アジアが原産。そのため、沖縄だけでなく、アジアの様々な国で食用として用いられます。

ゴーヤは暑さに強く、夏でもしっかりと育ってくれるためベランダ菜園にも最適。ただし、日光を好むため、出来るだけ日当たりのよい場所で育てるのがおすすめです。

しっかりと成長したゴーヤは多くの葉をつけるため、日光を遮って室内を涼しくしてくれる緑のカーテンとしても人気があります。植え付けは四月中旬から六月初旬ですが、緑のカーテンとして楽しみたい場合、暑くなる前にしっかり成長させておく必要があるため、なるべく早い時期に植え付けを行うのがよいでしょう。

準備するもの

ゴーヤは初心者でも比較的簡単に栽培できる野菜です。そのときに重要になるのが準備。ゴーヤを育てるときにはどのような準備が必要なのでしょうか。

ゴーヤの苗

ゴーヤは種から育てることもできますが、発芽させるのが難しいこともあり、初心者にとっては苗を使うのがよいでしょう。

苗を選ぶときのポイントは、子葉がついていることと、節が短く、太くてしっかりしていること。また、葉はできるだけ色鮮やかなものがよいでしょう。葉の色が薄い場合、苗が新鮮ではない可能性があります。もしかすると、すでにハダニなどの虫がついている可能性もあるため、できるだけ避けたほうがよいでしょう。

それを避けるためにも、苗を選ぶときは葉の裏側もチェックして、虫などがいないかどうかを確かめておきましょう。

培養土

ゴーヤは水はけのよい土を好みます。そのため、プランターの底にはしっかりと鉢底石を敷いておくこと。

さらに水はけをよくするために、自分で土をブレンドすることもできますが、初心者にとってはややハードルが高いもの。もし自分ではできないという場合、野菜用の培養土を使用するのがよいでしょう。培養土は複数の土をもっともよい形でブレンドしたもの。すでに肥料も混ぜられているため、初心者でもすぐに野菜作りを楽しむことができます。

プランター

ゴーヤの根は深いというよりも、広く浅く横に広がっていくことが特徴。そのため、深さよりも広さをメインにして選ぶとよいでしょう。

また、狭いプランターで育てるとどうしても栄養が不足して収穫量が少なくなります。

もしたくさんのゴーヤを収穫する場合、大き目のプランターを選ぶとよいでしょう。

鉢底ネット、鉢底石

鉢底ネットや鉢底石は水はけと通気性を確保するためには欠かせないもの。鉢底ネットはシート状になっているものやプランターと一体型のものなどがあるため、どのようなプランターを使うかによっても異なります。

鉢底石はホームセンターなどで販売されている専用のものを使用するとよいでしょう。鉢底石は別の野菜を栽培したものを再利用することもできますが、雑菌などが付着していることもあるため、使いまわしをするときにはしっかり洗って日光に当て、殺菌消毒をしておきましょう。

仮支柱、麻ひも、グリーンカーテン用ネット

ゴーヤは上に向かって伸びていく野菜。それを支えるために、植えてすぐのときには仮支柱、成長してからはグリーンカーテン用のネットが必要です。

支柱はコンパクトなもので構いませんが、しっかりとしたものを選びましょう。木製のものもありますが、水分などによって腐食することもあるため、プラスチックやステンレスのものを選ぶとよいでしょう。

麻ひもも太さなど様々なタイプがあります。また、中心に針金の入ったものやビニールのものなどを使用することもできます。

ミニスコップ、じょうろ

ベランダ菜園ではミニスコップやじょうろなども欠かせない道具。ゴーヤ専用のものを別に買いそろえる必要はなく、すでに持っているもので十分ですが、ある程度値段がするものは使いやすく、劣化も少ないもの。今後もベランダ菜園を楽しみたいという方は、ぜひよいものを揃えておくとよいでしょう。

ゴーヤ栽培の始め方

ゴーヤは生命力が強く、成長する速度も速い野菜。ただし、しっかりと元気に育てるためにはいくつか注意しておきたいポイントがあります。

土入れ

ゴーヤを植えるときにまず行うのがプランターの土入れです。土入れを行うときは土の表面にビニール袋などを敷くと、土が乾燥するのを防ぐことができます。

植え付け

植え付けを行うときの目安は、プランターの場合には一株から二株が目安。なお、隣の株との間は30センチ程度明けるとよいでしょう。

植え付けは土をくぼませ、根を崩さないように行います。根が崩れたり、傷がつくと成長が遅くなるため注意しましょう。

また植え付けたときは苗の周りを少しくぼませて、水が溜まるようにするとしっかりと水を吸い込ませることができます。

支柱立て・誘引

苗を植えたら、次に支柱を立てます。ゴーヤはつる植物なので、支えとなる支柱が必要。支柱を立てるときには、苗から10センチ程度話して、根を傷つけないように注意しましょう。

支柱が立ったら、次に誘因を行います。誘因とは、支柱と茎をヒモなどで結び付けること。あまり力を入れすぎてしまうと茎が潰れてしまうため、ゆるく縛ることが必要です。

置き場所

ゴーヤは日当たりを好む生き物です。そのため、できるだけ日の当たる場所で育てるとよいでしょう。ただし、室外機などの前に置くと土が乾燥し過ぎてしまうため注意しましょう。

ゴーヤの育て方

他の野菜を育てた経験がある人なら、ゴーヤは比較的簡単に育てられるかもしれません。ただし、ゴーヤならではの注意点もあります。

水やりのコツ

ゴーヤは午前中にしっかりと水を与えます。といっても上げすぎは逆効果。土が乾いているかどうかを確認して、鉢底から水が流れる程度与えましょう。

摘心

ゴーヤの収穫量をアップさせるために欠かせないのが摘心です。摘心はツルの先を切り取ること。先を切ることでゴーヤを横に成長させて実の付きをよくします。

摘心を行うタイミングは、本葉が六枚から七枚程度出てきた時期。本葉を残して、つるの先端をハサミなどでカットします。

最初の摘心のあと、再びツルが伸びてくるため、上の数本を残して後のツルを切り落とします。また、葉が込み合ってきた場合には、風通しを良くするために様子を見ながら摘心を行います。

追肥

ゴーヤの追肥は最初の収穫を行う頃から行います。目安は二週間に一度程度。また、葉の色が薄くなっている場合も栄養不足の証拠なので、適宜追肥を行います。

人工授粉

ゴーヤが成長すると、まず雄花が咲き、次に目花が咲きます。雌花の付け根にあるのがゴーヤの実。もしこの実ができていない場合には人工的に受粉を行いましょう。といっても、基本的には自然に受粉することが多いもの。受粉は必要に応じて行いましょう。

虫、病気の対策

ゴーヤを育てているとき、注意したいの虫と病気への対策です。

防虫対策

ゴーヤを育てているとハダニやカイガラムシなどが発生することがあります。その場合、多湿や通気性が悪いなど、環境が合っていないことが考えられます。まず生育する環境を整え、虫が発生しないように注意しましょう。

病気対策

ゴーヤは病気に強いと言われますが、日照不足などの場合、病気になることがあります。また、泥や土などが葉につくことでつる枯れ病などになることもあります。病気になったときには、生育環境を見直し、病変の部分を取り除きましょう。

収穫の仕方

ゴーヤはグリーンカーテンはもちろん、収穫も楽しみのひとつです。

収穫のタイミング

ゴーヤは花が咲いてから25日前後で収穫することができます。放置しておくと、実が黄色くなってしまうため、まだ緑色のうちに収穫します。

収穫方法

収穫を行うのは天気の良い午前中がおすすめ。日光に当てることで収穫で出来た傷口を殺菌することができます。

完熟したゴーヤとは

緑色から黄色になるとゴーヤが完熟した証。黄色くなっても食べることができ、特に種は非常に甘いと言われています。

片付け方

ゴーヤは越冬することができない植物。そのため旬の季節が終われば片付ける必要があります。

ゴーヤを片付けるときには、まずネットや支柱のツルを外します。その後、葉や茎などを適当な大きさに切って片づけを行います。

ゴーヤの保存方法

ゴーヤは多くの実を収穫できることでも人気の野菜です。ただし、いつもの料理ではあまりたくさんの量を消費することができないということも。では、ゴーヤが取れ過ぎた場合にはどのように保存すればよいのでしょうか。

ゴーヤの保存方法として一般的なのが冷蔵保存。ただし、この方法では収穫から三日程度が限度です。

そんなときに役立つのが冷凍保存。冷凍保存であれば、二週間程度は美味しい状態で保存することができます。

ゴーヤを冷凍保存する場合、まずゴーヤの種とワタを取り除いて薄くスライスします。その後、ジッパー付きのポリ袋に入れて冷凍するだけ。その際、薄く広げておくと、必要な分だけを取り出すことができます。

また、ゴーヤの保存方法としておすすめなのが干しゴーヤ。

干しゴーヤを作るときには、種とワタごとスライスして、ざるなどの上に重ならないように並べます。あとは天日が当たる場所で半日から一日以上乾燥させるだけ。一日干すとかなりの薄さになるため、好みの状態まで乾燥させましょう。

干しゴーヤはそのままでも食べることができますが、そのまま味噌汁に入れても楽しめます。

ゴーヤが取れ過ぎて困ったときにはぜひお試しください。

まとめ

暑さに強く、ベランダでもぐんぐん成長してくれるゴーヤはベランダ菜園の入門野菜としてもおすすめです。初心者でも簡単に育てられることができるので、ベランダ菜園をはじめて見たいという方は、まずはゴーヤからスタートしてみてはいかが?

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